1601.くれくれからあげるあげる真逆の変換へ

真我日記

佐藤先生の言葉をお伝えします。著者幸せ結婚の法則より
依存症というと特別な症状のように思われがちですが、人間なら誰でも「依存する心」は多かれ少なかれもっています。

いつもパートナーに不満があって責めてしまうような人は、自分では気づかないままパートナーに依存していると考えられます。

自立した夫婦関係を取り戻すには、これまでと真逆のことをやってみましょう。

いつも不満を抱いてしまうパートナーの言動を「こうしてほしい」というリクエストの形に変換するのです。

そして、「こうしてほしい」とリクエストしたことを自分から率先して相手にやってあげましょう。

たとえば、夫に対して「私はこんなにやってあげているのに、少しも感謝してもらえない」という不満を持っている妻の場合。

「もっと感謝してほしい」というリクエストの形に変換し、今度は妻から夫へ積極的に「ありがとう」を言うようにすればいいのです。

いつも無愛想な妻に対して不満を持っている夫の場合。

妻への「愛想よく接してほしい」というリクエストの形に変換し、夫のほうから妻に笑顔を見せてあげましょう。

状況をよくするには、具体的な行動を起こすことがいちばんです。

相手に「こうなってほしい」と望むのであれば、まずは自分から先に「こうしてあげる」。

「くれ、くれ」から「あげる、あげる」への真逆な転換によって、夫婦関係は確実によくなっていきます。

人や物といった自分以外の何かへ依存しているときは、たいてい不平不満があります。

逆に、自立した状態であれば常に愛と感謝で満たされています。