佐藤先生の言葉をお伝えします。著者幸せな結婚の法則より
ある女性が『男と女の真理コース』で次のような質問をしました。
「私は小さいころから男性恐怖症なのですが、ここ数年で症状が軽くなって、仕事仲間や友達としてなら男性と接することができるようになりました。
でも、恋人や結婚相手として見ようとすると“いじわる門番”がシャットアウトしてしまうのです。
男の人と付き合ったら何かよくないことが起こるかもしれない。
そう思って怖くなります」
さらに彼女は話を続けました。
「これまでに数人の男性から交際を申し込まれましたが、どの人も私の理想とは違うタイプでした。
断ってもつきまとわれたりして怖い経験もしました。
そのときに味わった男性への嫌悪感や恐怖心がずっと残っているのです。
このつらい経験をポジティブに受け止めるには、どうしたらいいですか?」
彼女の質問に対して、私はこう答えました。
「いまこの場であなたと私が会話をしているのは、過去にその出来事があったからではないですか?
嫌な出来事の原因となった男性たちは、あなたを傷つけ、“いじわる門番”として心にとどまっているようですね。
しかし、彼らがいなければ心の問題と真剣に向き合おうとするあなたは存在しませんでした。
すべての出来事は神様からの愛のメッセージと受け止めましょう。
あなたを傷つけた人たちは、敵ではなく人生の協力者です。
そう考えるのが無理であれば、“これでよかった”を口ぐせにしましょう。
声に出してもよし、心の中でとなえてもよし。
最初は気持ちがともなわなくても、言霊の力によってあなたの人生は大きく変わっていくはずですよ」