1374.本当の健康とは

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。著者生き方教室より
本当に仕事のできる人は、まず、健康でなければならない。

人と会うとき、話をするとき、商談を成立させるとき、不健全な顔で、声で、態度で、心で、行っていて、うまくいくはずがない。

健康とは、天から与えられた生命が活きるように、生きることをいうのである。私たちは、病気になるために生まれてきたわけではない。大宇宙の法則と、人間の生命を活かすために生まれてきたのである。

天から与えられた生命を健康で明るく、喜びをもって活かすことが人間の基本的な使命なのである。

健康になるためには毎日の食事、睡眠、適度な運動を含めた日常習慣と日常の心構えが大切である。中でもダントツに大事なことは、心のあり方、心構えなのだ。

この心構えを間違うと、どんなに運動しようが、どんなに良い食べ物を食べようが病気になってしまうのだ。

なぜなら人間の身体は、物事を取り入れる以前に、心でできているからである。

食べ物だけが生命を活かしているわけではないのだ。心が生命を含めたすべてを活かしているのである。

それを物理的に割り切って、人間の身体を“もの”としてとらえると、物は物で解決しようとしますから道を誤るのだ。

心というのは、すべての受信機なのである。

だから、何を食べたか、どんなことをしたかが一番の問題ではなく、それをキャッチするあなたの受信機である心構えがどうであるかが一番の問題なのである。

あなたの身体とあなたの仕事は、あなたの過去の集積なのである。だから将来、仕事で成功し、明るく健康的な生活を送るためには、あなたの今の心構えを変えるしかないのだ。
ほんとうの予防医学とは、この心構えをよくすることなのである。

しかし、私たちには過去があるから、今の心構えをいくら良くしようとしても、過去の悪い習慣や集積にひきずられて、病気になってしまうことがある。

人間は、過去を見ながら未来を見ると、いろいろなことにとらわれて、なかなか変われないのである。

過去は、それに引きずられるのではなく、未来を素晴らしくするための反省材料として存在しているという捉え方をしていくべきなのである。

過去の悪い習慣や心構えは素直に反省し、常に今の心の状態を最高にしておくことの方が大切なのである。

健康とは、天から与えられた生命そのもののことだから、その使命に沿って、それを活かし、二度とない一度の人生を素晴らしく輝かせていただきたいと思う。