佐藤康行の言葉をお伝えします。
フレキシビリティーのない人は、どうしても運を掴み損なってしまいます。
自分の考えにばかりこだわっているから、臨機応変に対応できないのです。
左脳型の人は、臨機応変にできない傾向があります。
しかし、人間関係などは、臨機応変に対応しなければうまくいきません。
なぜならば、相手は何を考えているか、何を言い出すかわからないからです。
今のような不確定な時代では、特に何が起きるかわかりません。
フレキシブルでいるには、目を開いてよく見ることです。
肉眼で見るのです。
心眼で観るのです。
そして、真眼で観るのです。
この三つの眼を開いていくのです。
この三つの眼を開いて見れば、臨機応変にできるのです。
顔が汚れているのをこの眼で見れば、すぐにちゃんと拭くことができます。
「汚れているわけがない…」と思い込んで、見ることをしなければ、いつまでも汚れたままです。
見ることによって、手を打てるのです。
そして、それを素直に改善するのです。
自己弁護をしないことです。
言い訳をしないことです。
そのものをそのままで見るのです。
そして、そこから目を背けないのです。
そうすれば、手を打つことができるのです。
さらに、心眼を開いて、相手の求めていることを読み取っていくのです。
人間というのは、笑っていながら、心では怒っていることもあるのです。
肉眼の眼だけではわからないことがあるのです。
心眼で観た時に、「あっ、この人笑っているけど怒っているな」とわかるのです。
そして、修正して臨機応変に対応していくのです。
最後の真眼というのは、愛の眼とも言えます。
人間が本来求めているのは愛なのです。
なぜ少年たちが犯罪を起こしたり、うつ病になるのでしょうか。
それは、みんな愛が不足しているからなのです。
夫婦が、夫婦ゲンカをするのも愛しているからです。
みんな深い所では愛を求めているのですから、こちらから愛を与えてあげるのです。
物質の場合は、真実を観る眼を持つのです。
そこに感情を入れないのです。
そのモノがどんな形をしているかを、正確に捉えることです。
真実を観るということです。
この真眼を開けば、総てのものは手に取るように観えてくるのです。
そして、臨機応変に対応できるようになるのです。
ですから、究極は、真眼を開いていくことです。
真眼を開けば、臨機応変になれ、最強運も手に入れやすくなるのです。