佐藤康行の言葉をお伝えします。
これから考えるべきことは他人が評価する自分とはいったいどうなのだろうということを冷静に導いていくことです。
真実の自分を知ることは永遠のテーマです。
真実の自分とは真我なのです。
他人に評価された自分も、自分で評価した自分も一つの自分の表現であり、自分の表現は自分がふだん考えていることとか、その行動に出たり、顔つきに出たり、言動に出たりすることが反射として返ってくるものです。
例えば、極悪人と思われていても、本当はものすごく優しい心があって、何かの間違いで曲がりくねってしまい、そうなってしまったのかも知れず、本当はその奥に素晴らしい自分があったのかもしれないのです。
真我開発講座なのであるから、その真我はすでにあるのだということを認めているのです。
そこから出発するのです。
無いものをこれから開発するのではないのです。
もうすでにある真実の自分を認める事から出発するのです。
心には二つあります。
我々人間の心と宇宙の心(神の心)です。
心が総てを作る、万物を創造するのです。
だからこの世にある、目の前にある総てのものが、まず人間の心からつくられるのです。
もっと先、根っこから考えれば、人間がつくったものなんて何もないのです。
人間は発見して組み合わせただけなのです。
人間を作ったのは人間ではありません。
人間というのは完璧に作られているのですが、人間の心というものには迷いがあります。
物事をいろいろな形で解釈して、人間対人間の関係は誤解の塊なのです。
想像して、「あの人は良い人だ、悪い人だ」と同じ人に向かって別々の見方があります。
でもそれはおかしいと思わないか。同じ人なのに…。
だから本当に真実の自分を知れば世界は一つになるのです。
心、宇宙の心は一つになるのです。
真我というのはそういう深いところ、神の心なのです。
我々人間の心は迷いますが、真我の心は愛の心なのです。
完全なのです。
素晴らしいのです。
例え埃をかぶっていてもあることには間違いないのです。
でもそれを自覚しなければそれは出てこないのです。
地下に埋もれていようがあるのだと自覚することです。
目の前に見えないからと言って無いわけではないのです。
必ずあるのです。
そこが真我開発講座の一番のテーマなのです。
それを私はあの手この手で引き出すのです。
とにかく引き出すのです。
そして、引き出してどう日常生活に活かしていくかということを考えるのです。
これを活かせれば自由自在です。
最高の気持ちになれるのです。
真我は愛の塊だから敵はいないのです。
そこは最高の世界なのです。
真我には年齢もなければ病気もないのです。