1220.心に不満があるうちは本当のやる気は出ない

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

やる気のない人の所には、
当然幸運の女神も微笑みません。

ではなぜやる気がないのでしょうか。

やる気がないのにも、必ず原因があるのです。

やる気が起きないのは、文句があったり、
不満があったりするからです。

私は、若い時から、
絶対人に負けない自信のあることが
ありました。

それは、
全くやる気のない人でも、

二時間以内で
やる気を起こさせることでした。

今では、
それが本職になってしまいました。

やる気のない人に
やる気を起こさせる方法は、
このようにやりました。

まず、一時間、
相手の不満や悩みを全部
聴いてあげました。

「もう何もないかい?」と聴いて、

すっからかんになるまで、
全部聴いてあげます。

そして、もう一時間、
今度は夢とか希望とか、
ワクワクすること、

生きることの楽しさというようなことを
話してあげるのです。

そうしたら、どんな人でも、
やる気になって帰って行くのです。

やる気を起こすには、

まず、不満を空っぽにすることです。

空っぽにして、そして、
視点を変えるのです。

そのことによって、

「ああ、なんだ、
オレは楽しいことを
やっているじゃないか。

良いことを
やっているじゃないか」と、

誇りや希望を
持てるようになるのです。

こういう方法で、
人はやる気を
持てるようになるのです。

自分自身でやる気を出したい時は、
やる気を起こさせてくれるような人と
付き合うことがコツです。

それから、
ビジュアライズも大切です。

例えば、家を建てる時は、
「こういう家を建てたい」という
家を見に行って、

それが自分の家になったと思うことです。

そうしたら、
その家を建てるまでがんばるぞ、
と心にインプットされます。

それと、自分自身を認めることも大事です。

「なんだ、
やればできるじゃないか」と、

自分自身を発見して
自信を持つのです。

自分を認めたら認めた分量だけ、
自信は出てくるのです。

自分自身の素晴らしさを
認めていくことです。

また、
他人から認めてもらう環境を
作るのです。

他人から認められるためには、
他人の話をよく聞くことです。

「ここが痒い」と
言っていたら、

そこを掻いてあげたら
「あなたのお陰ですっきりした」と
感謝されます。

そうすれば、
他人に認められます。

そこで、
自分の考えを出さないことです。

「オレの経験から言うと、
この辺が痒いと思うんだけど…」と
勝手に自分の考えでやっていると、

本当に痒い所を
掻いてあげられない可能性があります。

それでは、
認められません。

相手が認めていることを、
的確にやってあげることが、
認められる一番のコツです。

不満を吐き出し、
得たいものをビジュアライズし、

自分で自分を認め、
他人にも認めてもらうことで、
やる気は溢れ出すのです。

不満がある時は、
思いきり吐き出すことで、
やる気が出てくるのです。