佐藤康行の言葉をお伝えします。
お金を儲けようとすることが悪いことだと思っている人が、案外多いのです。
お金を追いかけるのに、良いも悪いもないのです。
ただ、お金だけを追いかけていたら、長続きはしないということなのです。
お金を追いかけるのではなく、お金がついてくるようにするということです。
お金ばかりを追いかける人を、あなたは好きですか。
あなたも逃げたくなるはずです。
人が逃げて行くのですから、当然お金も逃げて行きます。
女性も追いかければ逃げて行きます。
お金も追いかければ逃げて行くのです。
お金を追いかけるのではなく、お金がついてくるようにするのです。
そのためには、人間的に成長することです。
そして、人にサービスや喜び、労働や知恵を提供して、後からお金がついてくるようにするのです。
お金だけを追いかけると、手段を選ばなくなってしまいます。
その挙句の果てが、保険金殺人や銀行強盗になるのです。
お金だけを追いかけると、バブルになります。
土地の値上がり、株の値上がりだけを追いかけるようになります。
そうではなく、自分が成長し、人に喜んでもらった結果、お金がついてくるようになるのです。
お金は善でも悪でもありません。
お金は道具に過ぎないのです。
お金が入ってきているのに貯まらない人は、入ったお金を全部使っているからです。
「ダム式経営」と同じで、ダム式使い方にすればいいのです。
ある程度の貯金を持って、そこから溢れ出たもので生活をするのです。
そういう余裕を持った生活をするのです。
そして、例え千円でもいいですから、先月よりも貯金を増やしていくのです。
先月よりは少し貯まったというようにするのです。
お金が貯まるかどうかは、出るのと入るのとのバランスなのです。
個人も会社も同じです。
出るのが入るより多かったら赤字になるし、少なかったら黒字になります。
当たり前のことです。
貯めるためには、出る方を入る方より少なくすればいいだけです。
給料がいくらであっても、貯めることは可能なのです。
入ってきたものを、全部使えるものだとは思わないことです。
一人だと甘えが出ますから、会社でなら、給与天引きで貯金をしてもらうとか、奥さんに渡して貯金に回してもらうのです。
何が何でも貯金するようにするのです。
そうすると、それだけでも、精神的に楽になります。
お金を追いかけるのではなく、お金が後からついて来るようにするのです。
そして、少しづつ貯金をしていけば、運も少しづつあなたの方にやってくるのです。
自らが成長し、人に喜んでもらえば、お金は後からついてきます。