1174.実行力がなければ運はついてこない

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

能力があり、
人に恵まれていても、

実行力がなければ、
運は微笑みません。

本当は、
誰にも実行力はあるのです。

ただ、
実行力が伴う時と
伴わない時があるだけなのです。

実行力が伴う時というのは、
次のような状況の時です。

一つ目は、
やりたいことや欲しいものが
はっきりしている時です。

「美味しいお店があるよ」と聞くと、
どこまででも
食べに行くことがあります。

出世したい、
お金持ちになりたい、
有名になりたいということかも
しれません。

そういうものが
はっきりとわかった時に、

私たちは
行動するのです。

そして二つ目は、
困っている時です。

お腹が空いた時には、
私たちは
何かを食べるために行動を起こします。

ここで行動を起こさないと
困るという時は、
必死で動きます。

倒産の危機、
リストラの危機、
病気がひどくなるというような
状態の時です。

危機が迫っている時です。

会社でも、よく
「危機感を持ってやれ!」と
言われます。

こういう時に私たちは、
切羽詰って行動するのです。

自分の生活の中に、
そういうものを利用することによって、

実行力というのは出てくるのです。

そして三つ目は、
使命感を持つことです。

これは、

やりたいことがあるわけでも、
困っていることがあるわけでも
ありません。

自分が
この世に誕生してきた意味は何なのか。

生きているうちに
何をやらなければいけないか。

そういう使命を知ることで、
実行力が伴ってくるのです。

これは
次元の高い実行力です。

この三つのうち、
どれもない人というのは、
内にこもってしまいます。

それがひどくなると、
引きこもりや
うつ病になるのです。

家から出なくなるのです。

引きこもりやうつの人が、
一説によると
全国に百万人いるとも言われています。

今、
そういう状態の人が大変多いのです。

そういう人は、

自分を責めるか、
他人を心の中で責めるか、
どちらかになります。

最近の少年犯罪というのは、
まさにこれが
形になって現われたものなのです。

こういう人たちは、
上の三つのどれもないのです。

ですから、
実行力を伴うためには、

この三つを
表面に打ち出してみることです。

紙に書いてみてもいいでしょう。

まずは、
困っていること、
不安に思っていること、

どうしても
打破しなければならないことを
紙に書き出してみるのです。

それがなければ、

自分が本当にやりたいこと、
欲しいもの、希望、夢を
書いてみるのです。

そして、
それもなければ、

自分が
何のために生きてきて、

生きているうちに
何をやらなければならないのか
ということを書いてみるのです。

本当の実行力は、
命を賭けても惜しくないものを
見つけた時に発揮されるのです。

使命感を持つことによって実行力が
発揮され、
最強運もついてくるのです。