1174.チャンスは目標の明確な人にやってくる

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

自分のやるべきこと、
欲しいものが明確になっていないと、

チャンスが訪れても、
それを掴むことができません。

チャンスがあっても、
それをチャンスと思わないのです。

何を得たいのかがわかれば、
チャンスは間違いなく掴めるのです。

心が曇っていて不明解なのです。

自分は
何をしなければいけないのか、

何を欲しいのかを
明解に持っていれば、

必ず
チャンスは掴めるのです。

お腹が空いていたら、
すぐにご飯を食べれます。

好きなタイプが
はっきりしていたら、
そういう人を掴めます。

明解にすることです。

チャンスを掴むためには、

欲しいこと、
成し遂げたいことを明確に
することです。

それが
明解であればあるほど、

チャンスは
より具体的に見えてくるのです。

そして、

目の前に
まるで吸い寄せられるように
やってくるのです。

掴まなくても、
チャンスの方から
吸い寄せられるように寄ってくるのです。

まるで、
磁石にひっつくようにやってくるのです。

きっとあなたが驚くような結果に
なるでしょう。

驚くような毎日を
送ることができるでしょう。

坂本竜馬が薩長同盟を成立させて、

明治維新の基礎を
作り上げることができたのも、
目標が明確だったからです。

開国という
大きな目標を達成するためには、

どうしても
徳川幕府を倒さなければ
なりませんでした。

強大な幕府を倒すには、
力のある藩同士が
手を組む必要がありました。

そこで竜馬は、
薩摩藩と長州藩という二大勢力を
組ませることを画策します。

しかし、

薩摩藩と長州藩は
犬猿の仲といわれるほど、
仲が悪かったのです。

そこで、

どうやったら
この二つの藩を組ませることができるか
考えました。

そして、
打った手が商取引でした。

長州藩は、
既にその頃、幕府と戦争をしており、

武器が不足して
劣勢に立たされていました。

一方で薩摩藩は、
米不足に悩まされていました。

そこで竜馬は、
薩摩藩からは鉄砲を、

長州藩からは米を送らせるという条件で、

二つの藩に
同盟を結ばせたのです。

一番必要としていたものを
叶えてあげることで、

プライドの高い二つの藩を
組ませたのです。

こういう発想は、
他の志士たちにはありませんでした。

なぜ、
そういう発想と、
そういう行動ができたかというと、

竜馬には
開国という大目標が
いつも明確だったからです。

だから、

自分の立場や地位、
好き嫌いという感情、
損得などに振り回されなかったのです。

そういった総てを超越して、

やるべき目標に
意識を合わせ続けたから、

あれだけの大事業を
成し遂げることができたのです。

目標の明確な人の所に、
運もチャンスもやってくるのです。