佐藤康行の言葉をお伝えします。
仕事は一生懸命やっているけど、仕事が終わって会社を出たら、また心配ごとが浮かんでしまうというのは、解決しなければいけない問題に、正面から取り組んでいないからです。
違うことを一生懸命したって、自分の心をごまかしているうちはダメなんです。
心配ごとや悩みを抱えているのに、世界情勢の話をしたって、そのときは確かに気は紛れるかもしれないけど、抱えている心配ごとはなくなりませんよね。
酒を飲んでワイワイ騒いでも、その間だけは取り越し苦労しなくて済むかもしれないけど、一晩寝て目が覚めたら、また心配しなきゃならないでしょ。
スポーツで汗をかいても、スカッとするのはそのときだけで、また我に帰ったら思い出しちゃう。
それでは、問題は何も解決しないじゃない。
本当に解決しなければいけないことには、真正面から集中することです。問題の患部に直接向かっていかなければダメ。
そうして一心にやれば、ほとんどの心配ごとは消えてなくなるものなんです。
その悩んでいることについて、真剣に友人と話し合ったりすれば、それだけでだいぶ楽になるはずですよ。
なぜなら、抱えている問題の患部にズバリ触れているからです。