佐藤康行の言葉をお伝えします。
「心のゴミ出し」
についてです。
家にある生ゴミを、汚いからといって、
押入れにいれて、そのまま放置しておくと、
一見片付けたように見えて、
やがて発酵して強い臭いを発します。
そして、まず家の中、つまり
自分がその臭いの影響を受けます。
やがてその臭いが近所までとどいて
他人に迷惑をかけます。
嫌な経験、という心のゴミも、
見たくないからといって、
心の奥に押し込んで忘れてしまうと、
ゴミが臭いを発するが如く、
その影響が体に負担をかけ、
嫌な気分や病気として現れたり、
性格に現れて他人に迷惑をかけ、
根本解決になりません。
忘却は解決に繋がらないのです。
ゴミは捨てるときは
臭って嫌な気分になりますが、
捨ててしまえばスッキリして、
においもやがて消えていくのである。
心のゴミも、出せば消えるのである。