1175.考えすぎる人は運が良くない

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

考え過ぎる人は、
運が良くありません。

なぜ考え過ぎると
運が向かないかというと、

考え過ぎると、

往々にして宇宙の法則に
反してしまうからです。

ここは
大変大切なところなのです。

より理解していただくために、
人間の精神構造の話をします。

私たちの精神構造は、
三つの層でできています。

一番表面の浅い層は、
「知識」や「思考」からできています。

これは
大脳皮質で考える部分です。

その奥の中間層は、
「遺伝子の記憶」から
できています。

宗教的には、
カルマとか業と言われる部分です。

これは、
先祖からの遺伝、
子どもの頃の育てられ方、

過去のさまざまな人生体験によって
形成されている層です。

そして、
そのさらに一番奥にある層が
「真我」です。

これは、

本当の自分、宇宙意思、
愛そのもの、光とも、
言い換えることができます。

私たちは、
大体プラスの心か
マイナスの心で行動します。

プラスの心というのは、

明るく、前向きに、積極的に、
夢を持って、目標を持って、
プラス思考で、愛と感謝の気持ちで、
素直な心で、勇気を持って…

というような心です。

逆に
マイナスの心というのは、

暗く、後ろ向きで、人を恨んで、
憎んで、頑固で、傲慢で、偏屈で、
マイナス思考で…

といった心です。

どちらの心で
人生を送ったら良いかは、

知識としては
誰でもわかっています。

しかし、
わかっていても
実際の行動は違う場合が多いのです。

なぜか不安になったり、
人を憎んでしまったり、

自分には
できないんじゃないかと思ったり、

というマイナスの心が、
どこからか湧き上がってくるのです。

それは、
「遺伝子の記憶」の中に、

膨大な
マイナスの心が蓄積されていて、

何かのきっかけで
それが呼び覚まされるからです。

いろんな教えを学び、
知識として
プラスの心を学べば学ぶほど、

自分の本当に思っている心との
ギャップに、

悩まなければならなくなるのです。

そして、
やがて自己嫌悪にかかってしまいます。

これを
何とかしようとまた勉強をしても、

本質は
何も変わりません。

心の底から
プラスの心が湧き出るようにならないと

根本的には
変わらないのです。

では
どうすればいいかと言うと、

一番奥の「真我」を
引き出すしかないのです。

「真我」とは、

愛そのものの心、
プラスの心、
完全なる宇宙の心ですから、

「真我」が出てきた瞬間に、

総ての
「遺伝子の記憶」が
プラスの心に変わるのです。

自然とプラスの心になり、
人も自分も
愛することができるのです。

そして、
いつも喜びに溢れ、
感謝でいっぱいになるのです。

そういう人は、
当然人間関係もうまくいくし、
仕事もうまくいくのです。

「真我」は
宇宙の法則そのものです。

宇宙の法則に則って
何事も悪くなるはずがないのです。

折角、
自分の中に完全なプラスの心、

宇宙の法則があるのに、
それを使わないで、

一番浅い頭で考えているから、
運がなかなか良くならないのです。

「真我」を引き出した瞬間、
あなたに最強運の人生が
巡ってくるのです。