1126.夫婦生活の悩み原因と解消法

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「セックスレスの夫婦へ

原因と解消方法」

についてです。

今、

セックスをあまりしない夫婦が

増えているようです。

夫の方が求めても、

奥さんが受け入れてくれない

というケースと、

奥さんが求めても、

ご主人にその気が起きない

というケースの両方があります。

ある三十代の男性が、

こんなことを言っていました。

「なかなか女房が

誘いに乗ってこないので、

そろそろ今晩あたりと思って、

『今晩はやろうよ』って

言うんですけど、

結局は夜になると、

『今日は仕事で疲れたから』とか、

『もう眠いから、明日ね』とか

何とか言いわけばかりされて、

全然やらせてもらえないんです…」

夫婦のセックスレスにも

いろいろ原因は違うんですけど、

その男性の場合は、

そもそも女性の気持ちを

わかっていないんですね。

だって、

「今晩やろうよ」って言われても、

契約じゃないんだから、

女性も

その気にならないんじゃないかと。

あまりにも、

不自然ですね。

例え長年付き沿った夫婦でも、

それは違うと思います。

「ああ、

そういう言い方がいけないんですね」

彼が私のアドバイスに

頷いて答えました。

でも、

私が言いたかったのは、

その言葉だけの

問題じゃないんですね。

その一言に

その男性の性格が

すべて現れているんです。

「一時が万事」だと思ったら

いいんです。

一本の木に、梨とりんごは

一緒にはなっていないんです。

こちらに梨があったら、

向こう側も全部梨しかなっていない

でしょ。

要するに、

自分中心で、奥さんの気持ちを

あまり考えていないんですね。

だから、

そういう発言になってしまうんです。

それが生活のいろんな面で

出ているんだと思います。

そうすると、

奥さんもなかなか彼のことを

心の底から受け入れにくくなって

しまうわけです。

そうすると、

セックスだって

拒絶するようになっても

不思議ではありません。

それと、

夫婦なのに

「今日やろうよ」と

言わなければならないということは、

そこに

何か見えない壁があるんでしょうね。

彼の場合は、

新婚の頃は

そうじゃなかったようですから、

年齢とともに

逆に壁ができてしまったのかも

しれません。

そういうこともあるんです。

それにおそらく、

奥さんの心の奥で、

彼に対して

何か言いたいことがあるのでしょう。

それは聞いても

わからないかもしれないけど…。

男性の性と

女性の性は違うんですね。

だから、

それも理解しないと

いけない部分もあるんですね。

われわれ男は、

体に触れなくても、

写真やビデオを見ただけでも

その気になりますね。

でも、

女性の場合は、

タッチされてから

その気になるというところが

あるみたいです。

だから、

上手にタッチをしてあげることも

大切なことなんですね。

でも、

基本は愛ですね。

本当の愛があれば、

そういう悩みもなくなるはずなんです。

何か夫婦間に

壁があるというのは、

愛が十分じゃないからだと

思った方がいいんです。

奥さんが、

(夫に愛されていない)とどこかで

思っている可能性もあるんです。

そうすると、

女性はセックスに抵抗を示します。