1164.矢印の向きを変えるとは

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。「人生のベクトルを変えよう」

についてです。

今、自殺者が3万人以上。

そのうち、

お金で死ぬ人が半分くらいです。

家出人10万人。

引きこもりが100万人。

潜在的なものも含めると、

うつ病は1000万人とも言われています。

悩みの無い人は、

ゼロに近いのではないでしょうか?

お金があったら、

あった人なりの悩みがあります。

うつ病の人の発想は、

自分を守る発想なのです。

コレを直すのは、

この自分に向いている矢印の向きを

反対に向けるのです。

うつ病は「守り」であって、

その逆は「放つ」のです。

手放したら今度は寄ってくるのです。

では、

矢印の向きをかえ、

守りから放す方向に切り替えるのには

どうすればいいのでしょうか?

それは、

放しているエネルギーの人が

必要なのです。

その人に一度沿ってみるのです。

もし、

あなたが目が見えなかったら、

目の見える人に手を引っ張ってもらう

方向に素直に行けばいいのです。

多少、

「ええっ、こんなことを?」って

思うことでも、

腹を決めて一度やってみることです。

そこから流れが変わるのです。

ここで重要なのは、

自分の我を出さないことなのです。

なぜなら、

うつ病の人が、

いくら自分で考えたって、

もともと持っている「守りの発想」

だからうつ病になったのであって、

その同じベースで考えたって

無理なのです。

人に従うという事は、

その時は自分の考えを一度全部捨てる、

という事です。

反対の発想の人の言うとおり

やるのです。

「はい、わかりました!」って

何でもやってみるのです。

そうすれば、流れが変わるのです。

学校の先生にも

うつ病的な症状は多いのです。

なぜなら、

学校の先生は

非常に純粋な人が多いからです。

それは子どもを相手にしているから、

そういう意味では免疫性が無いのです。

だから、

ちょっとした刺激で

すぐ崩れやすいのです。

それがひとつです。

もうひとつは、

今の教育が

知識偏重だから、

自分の状態も、

そういった知識的なもの、

つまり、

頭で考えて知識的なもので解決できる、

と思い込んでいる事が多いのです。

学校の先生と言う立場上

どうしてもそうなってしまうのです。

実際には

心は知識だけでは解決しないのに、

道徳、倫理と言うように

心も知識として

教えたりしますが、

現実的に

自分の心は癒されていません。

その、

知識的な部分で解決する

と言う発想が多いのが、

学校の先生が落ち込んでる人が多い

と言う原因なのです。