1075.YSカウンセリングのポイント1

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

話を聞けば、「ああ、分かってあげればいいんだ。分かった」と思うかもしれないけど、現実にね、皆さん、何十年か生きてきたその癖というのは容易じゃありません。

簡単じゃありません。とにかくその流れを変えることに徹します。

「分かってあげよう」というところからいくと、皆さんが本当にそういう心構えで人と会ったりいろいろすると、無敵になりますよ。

無敵になるどころか、相手が、もし例えば何かのクレームで売るとか、けんか腰で来るとか何か来たときに、それを分かってあげようとするんだから、喧嘩にならないし、敵はいなくなります。

分かりますでしょう? 皆さん。

もし、そんな人が現れたら。

それだけで、あなたの不安がなくなります。

自分が不安をいっぱい持っていて、人の不安を救ってあげることはなかなかできません。

自分のことで精一杯です。

自分の家が火事になってるのに、隣の家の火を消すことまで、なかなか浮かばないということです。

その技術をやるんです。

今までのエネルギーとは全く違うエネルギーですから。

誰が来ても、それを分かってあげようとするんだから。

ここが普通のカウンセリングと絶対的に違うのは、佐藤技術行ってるこのカウンセリングは、まず言ってることを分かってあげるということは大事なことですね。

相手が何を言わんとしてるのか。

でも、言ってることを分かってあげても、言ってることが、ちゃんと心が言えてない場合があるわけです。

本当に深い所まで、本当に言いたいことが言えてない場合がある。

それも分かりますでしょう? 皆さん。

口から出したことだけを真に受けられたら困ることがあるでしょう。

でも、本当の真意を分かってあげれたらいいでしょう? 真意を分かってあげる。

言ってることを分かってあげよう。で、真意を分かってあげよう。

本当の心を分かってあげよう。

その言ってることの奥に、心はもっと広いから、もっといろんなことを言いたいわけです。

それを分かってあげようという姿勢でいくということね。

それも全然違ってきます。

言ってることを分かってあげる。

そして真意、本当に言わんとしてる心を分かってあげる。

例えば、「あんたなんか嫌いだよ」「お母さんなんか嫌いだよ」「お父さんなんか嫌いだよ」と言っても、それを真に受けて「嫌いなんだ」と思っちゃったら、言葉だけでいったらあれですよね。

そうじゃなくて、好きだから「嫌いだ」と言ってるところがあるんです。

その真意を分かってあげたら間違わないんです。

「嫌いだよ」と言ってるのを、「本当は好きだよ」と聞こえるぐらいになればいいわけ。

「ああ、本当は好きだから『嫌いだ』と言ってるんだ」と好きな方を見てあげるんです。

そうすると、話を聞いてても眠れない日とか、そんな日がなくなります。

熟睡できます。