1050.究極の宗教とは

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「究極の宗教とは?本物の宗教と偽者の宗教の違いとは?」

についてです。

一般的に宗教とは、教祖の教えや、

さまざまな知識を深め広めることが

活動の主軸になっています。

これは、「インプット」の世界なのです。

「インプット」は、

他からの教えを取り入れています。

誰かの知識を自分の頭に

入れていることなのです。

これは、本当の意味での宗教ではありません。

信者の頭の中をそういった

教えや知識で一杯にして、

それから外れるものはすべて

間違いであると断定して

排除しようとします。

自分は正しいが

他は間違いということになります。

真我は、今のべたような

宗教とは正反対なのです。

人間の外から入るような

「教え」や「知識」ではなく、

「もともと誰にもある宇宙の心、

宇宙そのものである深い意識」

に目覚めればいいだけのことです。

もともと外から中に入れて

どうこうするものではないのです。

人間には本来、人間を創った

神そのものの意識、本当の自分が

誰にも存在しているのです。

だから、ただそれに気づいて、

魂の底からわき上がってくる

本当の自分の素晴らしさ、尊さ、

感謝の心に目覚めればいいだけのことです。

もともと自分の中に

あるものに目覚める、

気づけばいいのですから、

知識を増やすべく一生懸命勉強したり、

厳しい修業をしたり、

悟りを求めて何十年も

うんうん唸ってころげまわることなど

一切無縁の世界です。

真理はきわめて単純であり、明快です。

人間にもともと備わっている

本当の自分に一瞬にして目覚める。

それだけで人それぞれが

生きる目的や意味、

生まれてきた価値や使命、

人の世の本当の姿に気づきます。

それは歓喜と愛そのものに

目覚めることでもあるのです。

あえていわせていただくなら、

私は宗教をこえた究極の宗教を

やっていると思っています。

究極の宗教とは、

「この世のものすべては神と一体、

すべては調和であり、万物はひとつ」

という真理にほかなりません。

これが究極の宗教です。