895.荒療治でも治すべき病気

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「必要なら荒療治でも

一気に治すべき病気がある」についてです。
日本がたとえ崩壊しようと、

日本人が魂を失うことはありません。
むしろ崩壊してこそ、

日本人として次の学びがあって

魂に磨きがかかるということを

私はいいたいのです。
包丁は砥石があって光ります。
包丁を空中で磨いても光りません。
同じように、人間も砥石と

こすり合う摩擦や苦しみがあって、

魂に磨きがかかるのです。
以前首相の構造改革も、

国民は痛みに耐えても

なしとげることが必要だと

本能的に察知し、

共感していたから支持していたのです。
「自民党をぶっ壊してでもやる」
といったあの当初の勢いを

本気で持続させていたら、
日本はとうに新生日本に

脱皮できていたかもしれません。
日本国民は、真のリーダーを

待ち望んでいました。
一千万人や二千万人の

失業者が出ても、

断固として大改革の手術をしたら、

国民は支持したでしょう。
手術後に元気に、

健康体になった姿を想定できたら、

多少の痛みぐらい耐え抜く力を

もっているのが日本国民の底力

というものです。
しかし、

急性の病気を治そうとしながら、

時間ばかりがずるずる長引くうちに

慢性病になってしまったのです。
本来ならば緊急な大手術が必要でした。
救急車で運ばれてきたら

間髪をおかず切開手術をして、

抜本治療を施すのがベストでした。
そのことを国民は

本能的に理解していたのです。
私が提唱していることも、

本音ではきっと

わかってくれるでしょう。