写真は鶏の照り焼き丼です。鶏肉がタレに絡んで美味かったです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【愛で食べていける】
「愛だ愛だときれいごとを言ったって、世の中そんなに甘くないよ。愛なんかでは食べていけないよ」と多くの人は言います。
しかし、これはまったくの間違いです。
真実は逆です。
私たちは「愛でしか食べていけない」のです。
自分や家族はもちろん、上司や同僚、お客さん、社会を愛して、はじめて生活できます。
食べるという行為自体、自分を愛している証拠です。
世の中にあるすべてのものは愛で出来ています。
愛以外のものは何一つないのです。
自分も、家族も、仕事も、会社も、日本も、世界も、地球もすべて愛で出来ています。
原子爆弾でさえ、自国を守ろうという愛国心で作られた産物です。
何を愛するか、そのとらえ方が狭いか広いかが重要です。
意識次元をアップさせると、より大きく、より広くとらえられます。
全体意識になるということです。
愛の反対物は何でしょう。
それは枠組みです。
価値判断と言い換えてもいい。
あの人は偉いとか、この人は幼稚だとか、枠にはめてしまいます。
その瞬間に、愛ではなくなってしまうのです。
恐れを感じるのも枠組みを作ってしまうからです。
例えば、ニューヨークに旅行に来たとします。
すると、そのホテルの一つの窓から見た景色がニューヨークのすべてだと思ってしまいます。
しかし、その景色は、実際にはニューヨークのほんの一部をある一つの角度から見た景色に過ぎません。
普段の私たちは、そのような見方しかしていないのです。
いわば、五感を使ってしかモノを見ていない。
人に対しても、五感の窓からしか見ていないのです。
自分や自社、自業界しか見ていないことが多い。
だから、仮にリストラにでも遭えば、もう大変なことになってしまいます。
自社単位でしか見ていないからです。
その狭い範囲・枠組みでしか捉えていないと、いくら考えても、その枠からしか考えられません。
もともと愛は無限大です。
無限にある海の水を、あなたの持っているコップですくい、「これが海だ」と言っているだけです。
自分の考えた枠でしか、考えられないのです。
捉え方を広げましょう。
一度、すべての枠組みをはずしてみるのです。
(『人生の急所』ハギジン出版)