1888.生命という名医2

真我日記

写真はビーフステーキ丼です。お肉が肉厚で美味しかったです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【前回からの続き】
自分という人間をゼロから作って、維持し続けている生命そのもの。

当たり前といえばそうですが、生命(いのち)の働きには、
常に生命(いのち)の働きそのものでしか、対応することはできません。

生命(いのち)の働きそのものには、人間が横から口出しできる隙間は皆無です。

人間の英知を遥かに超えた力、自然治癒力=自己治癒力こそ最高の名医なのです。

この生命(いのち)の働きである自然治癒力という名医に頼らずして、
いかなる対処療法をするというのでしょうか?

治療法のなかには、生命(いのち)の働きである自然治癒力に頼るどころか、
その働きを邪魔してしまうものもあります。

邪魔すると当然悪化していきます。

この良い例が、心の病に対する薬です。

過去の記憶でできている心に、化学的に合成した医薬品が、
何か影響を与えることができるとでもいうのでしょうか?

このあたりが、まさに人間の浅知恵とも言える部分なのです。

基本的に、外から治療することは出来ますが、
治癒は自らの中からしかできないのです。

本当の治療とは、「治癒する力」に協力することです。

明らかに、自らが、自らの中にある治癒力を体感することで、心の作用が自覚できてきます。

全細胞に刻み込まれた過去の記憶を修復する過程を実感することで、より治癒が加速されます。

過去の記憶は、良きにしろ、悪しきにしろ性格という形造られた枠組みを持って、
自分の人生を作り出していきます。

ゆえに、今現実に現れるつまり自分が見る世界は、その性格によって作られたものであります。

また、その現実をどのように認識、理解、解釈、感じるかもその性格に起因します。

つまり、性格というループから逃れられないのです。

細胞に刻み込まれた過去の記憶で判断し、行動し、出た結果を、また同じ心で判断し、行動するという、いわゆる負の連鎖になってしまいます。

よく「思い通りの人生」が成功だとか、最高のように思ってしまうことも多いようです。

この「思い通り」というのは、「こうなりたい」「こうなったら幸せ」という頭の知識のよるものだったりします。

心の3層構造によれば、「思い通り」というのは、すでに実現されているのです。

「頭の知識、価値観で」ではなく「過去の記憶による心で」思った通りということです。

自分の性格を形作る過去の記憶で判断したとおりの人生が、今の自分の人生そのものになっているはずです。

それはあなたのみならず、周りの人も人類全てにおいて、その人の思い通りの人生が展開しています。

「幸せになりたい」願うとのは、「今は不幸だ」という本音が実現した人生を歩んでいるいるということです。

つまり「思い通り」であり、そういう意味では、すでに成功しているというわけです。

あのエドガー・ケイシーが残した言葉に、「心と魂が建設者であって、身体はその結果に過ぎない」というのがあります。

これは、「心が原因で、身体が結果であり、現象を作っている」という「原因と結果」という範疇のことですが、すくなくとも、このことを理解していなければ、治療という名のもとで、全く的外れな過程を踏むことにになってしまう可能性を秘めています。

続きは、また明日。