写真は愛媛のゆるキャラの「こみきゃん」です。「みきゃん」の友達です。可愛いですよね。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【質疑応答1】
研修生:
慢心の付き合い方、抑え方を教えてください。
佐藤先生:
真我をやっていて一番の敵は慢心です。
慢心というのは、自分が偉そうになっていくこと。
これが一番の敵です。
特に相手が困ってる人が来ると、自分の方が上のように感じて。
それが一番の敵ですし、私が最も嫌うことです。
心の世界で、そういうふうになっちゃう人がものすごく多いんです。
だんだん、だんだん「自分が偉いんじゃないか」とか、そのように思い出してくる。
だから、先ほどから、私は言葉遣いなんかにすごくこだわってるのは、
そういうことを言ってるんです。
知らないうちに、そういう言葉や態度に出てきますから。
自分の方が上のような気がして、何か教えてあげるとかね。
そういうふうに知らないうちになる。
これは気をつけても、気をつけてもなりますから。
それは言っておきますよ。
気をつけても気をつけても、自分で気づかないうちにやってる可能性があるから。
それほど難しいです、これ。
自分の慢心っていうのは。
【質疑応答2】
研修生:
真我の鏡返しで、やり取りをしてる時に、
私の出てくる言葉が「素晴らしいですね」ぐらいしか、なかなか出てこないんですね。
「それでよかったじゃないですか」と、無理やり出してる感覚がするんですけど。
佐藤先生:
いいんじゃないですか?
今まで無理やりだって出してなかったんだから。
無理やり出そうというその気持ちだけでも尊い心じゃないですか、相手のためを思って。
普段からそのように、ぎこちなくても下手くそでも心掛けてやるようにしましょう。
プロカウンセラーのフォローコースもありますから、
そういうのにも顔出して、最初の3、4か月、心掛けてください。
普段から日常からそういうことを心掛けると、そうしたら、無意識にそうなりますから。
無意識になるまで意識してやるんです。
もう一回言います。
無意識になるまで意識してやる。
もう無意識にそうなってる。となるまで意識してやる。
今、今日このまま行っても、もう忘れて前に戻ります。
それは言っときます。
今までのあなたに、ほっといたら元に戻ります。
だから、しばらく意識してやるんです。
相手の心を返すように意識してやる。
そして、だんだん、だんだんやってるうちに、そうせざるを得なくなるようになります。
そうなったら、意識をしなくてよくなりますから。
意識をしなくてよくなるまでやりましょう。
【質疑応答3】
研修生:
佐藤先生の言葉の中に、
「『いい、悪い』は1番ではなくて、思いやりが1番」、
「『正しい、正しくない』が1番ではない、思いやりが1番」
という言葉があると思うんですね。
それを意識して、口論になりそうになったら、
形からでも「ああ、そうですね」「ごめんなさい」という言葉を出すようにしているのですが、
どうしても理不尽さを感じてしまいます。
佐藤先生:
相手に対して?
研修生:
そうなんですね。
例えば、白いものも相手が「黒」と言ったら、「あ、そうですね」と言ったり。
佐藤先生:
相手というのは、自分のご主人?
研修生:はい。
佐藤先生:
別にけんかすることはないんです。
落ち着いて、「それはどうしてそう思うの?」とかって聞いていいじゃない。
だって、自分が理解できないってことは、もしかしたら新しい世界を知るかもしれないじゃないですか。
だから理解できない。
だから、「どうしてそう思うの? 聞かせて」って聞けばいい。
研修生:聞くだけで、いいんでしょうか?
佐藤先生:
聞いて、いくらでも聞くことがあるじゃない。
で、相手がどんどん言うじゃないですか。
「はあ。男はそう思うんだ」とかね。
例えば、ご主人が海外の人だとしたら、「そちらの国の人は、そういうあれなんだ」って。
ましてや生活習慣が違う。
また、男と女が違う。
そういうものを違うということをある程度承知でやるんです。
そして、相手を探索する気持ちで、そして自分も冒険する気持ちで、
新しい自分を開拓する気持ちで。
だから、そのためには聞くことから始める。
自分の言いたいことずっとやってたら、向こうのことはいつまでも知らないままですから。
だから、是非そのようにして、「あ、そういうことなんだ。でも、こっちはこうなのよ」と、
自分の意見を言ったって構わないんじゃないですか?
研修生:
やっぱり最後には自分の意見を、言っても良いのでしょうか?
佐藤先生:
そうね。
自分は自分で。
向こうは向こうの意見。
あくまでも「相手の意見、自分の意見」と、ここに置けばいいんです。
全部取り入れる必要はないんです。
ここに置いとけばいいです。
で、「あなたはどう思う?」って、それで話し合いの時間を持てばいい。
それで話し合っていくうちに、いろんなことが見えてくる。
そういうふうにしてやっていきましょう。