1820.佐藤先生への質問

真我日記

写真は愛媛のゆるキャラの「こみきゃん」です。「みきゃん」の友達です。可愛いですよね。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【質疑応答1】

研修生:
慢心の付き合い方、抑え方を教えてください。

佐藤先生:
真我をやっていて一番の敵は慢心です。

慢心というのは、自分が偉そうになっていくこと。

これが一番の敵です。

特に相手が困ってる人が来ると、自分の方が上のように感じて。

それが一番の敵ですし、私が最も嫌うことです。

心の世界で、そういうふうになっちゃう人がものすごく多いんです。

だんだん、だんだん「自分が偉いんじゃないか」とか、そのように思い出してくる。

だから、先ほどから、私は言葉遣いなんかにすごくこだわってるのは、
そういうことを言ってるんです。

知らないうちに、そういう言葉や態度に出てきますから。

自分の方が上のような気がして、何か教えてあげるとかね。

そういうふうに知らないうちになる。

これは気をつけても、気をつけてもなりますから。

それは言っておきますよ。

気をつけても気をつけても、自分で気づかないうちにやってる可能性があるから。

それほど難しいです、これ。

自分の慢心っていうのは。

【質疑応答2】

研修生:
真我の鏡返しで、やり取りをしてる時に、
私の出てくる言葉が「素晴らしいですね」ぐらいしか、なかなか出てこないんですね。
「それでよかったじゃないですか」と、無理やり出してる感覚がするんですけど。

佐藤先生:
いいんじゃないですか?

今まで無理やりだって出してなかったんだから。

無理やり出そうというその気持ちだけでも尊い心じゃないですか、相手のためを思って。

普段からそのように、ぎこちなくても下手くそでも心掛けてやるようにしましょう。

プロカウンセラーのフォローコースもありますから、
そういうのにも顔出して、最初の3、4か月、心掛けてください。

普段から日常からそういうことを心掛けると、そうしたら、無意識にそうなりますから。

無意識になるまで意識してやるんです。

もう一回言います。

無意識になるまで意識してやる。

もう無意識にそうなってる。となるまで意識してやる。

今、今日このまま行っても、もう忘れて前に戻ります。

それは言っときます。

今までのあなたに、ほっといたら元に戻ります。

だから、しばらく意識してやるんです。

相手の心を返すように意識してやる。

そして、だんだん、だんだんやってるうちに、そうせざるを得なくなるようになります。

そうなったら、意識をしなくてよくなりますから。

意識をしなくてよくなるまでやりましょう。

【質疑応答3】

研修生:
佐藤先生の言葉の中に、
「『いい、悪い』は1番ではなくて、思いやりが1番」、
「『正しい、正しくない』が1番ではない、思いやりが1番」
という言葉があると思うんですね。
それを意識して、口論になりそうになったら、
形からでも「ああ、そうですね」「ごめんなさい」という言葉を出すようにしているのですが、
どうしても理不尽さを感じてしまいます。

佐藤先生:
相手に対して?

研修生:
そうなんですね。
例えば、白いものも相手が「黒」と言ったら、「あ、そうですね」と言ったり。

佐藤先生:
相手というのは、自分のご主人?

研修生:はい。

佐藤先生:
別にけんかすることはないんです。

落ち着いて、「それはどうしてそう思うの?」とかって聞いていいじゃない。

だって、自分が理解できないってことは、もしかしたら新しい世界を知るかもしれないじゃないですか。

だから理解できない。

だから、「どうしてそう思うの? 聞かせて」って聞けばいい。

研修生:聞くだけで、いいんでしょうか?

佐藤先生:
聞いて、いくらでも聞くことがあるじゃない。

で、相手がどんどん言うじゃないですか。

「はあ。男はそう思うんだ」とかね。

例えば、ご主人が海外の人だとしたら、「そちらの国の人は、そういうあれなんだ」って。

ましてや生活習慣が違う。

また、男と女が違う。

そういうものを違うということをある程度承知でやるんです。

そして、相手を探索する気持ちで、そして自分も冒険する気持ちで、
新しい自分を開拓する気持ちで。

だから、そのためには聞くことから始める。

自分の言いたいことずっとやってたら、向こうのことはいつまでも知らないままですから。

だから、是非そのようにして、「あ、そういうことなんだ。でも、こっちはこうなのよ」と、
自分の意見を言ったって構わないんじゃないですか?

研修生:
やっぱり最後には自分の意見を、言っても良いのでしょうか?

佐藤先生:
そうね。

自分は自分で。

向こうは向こうの意見。

あくまでも「相手の意見、自分の意見」と、ここに置けばいいんです。

全部取り入れる必要はないんです。

ここに置いとけばいいです。

で、「あなたはどう思う?」って、それで話し合いの時間を持てばいい。

それで話し合っていくうちに、いろんなことが見えてくる。

そういうふうにしてやっていきましょう。