写真はベーコンときのこ炒めです。味付け最小限にさっぱり仕上げました。美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【講話1】
心と言葉と行動。
皆さんがどういう心でやるかによって、本当にそういう心がある人だったら、
目の前に現れただけで、もう変化していきます。
言葉に出さなくてもね。
それに言葉と行為が加わったら、見事に周りが変わっていきます。
みんな自分の立場、自分の立場。
自分の立場合戦なわけです。
そこに相手を思いやるような人が現れたら、恐ろしいぐらいうまくいきます。
私はそういうのを20年間、つぶさに見てきました。
その場から流れがガラーッと変わります。
例えば、誰かとちょっと険悪な雰囲気になったら、あなたのスイッチをパチッと変えて、
相手のことを思いやる。
そういう立場にあなたが素直になれたらね。
なかなか人間は頑固で、なかなか自分を変えたくないと。
ほとんど相手に先に変わってほしい。
相手に先に変わって自分が変わるということは、どういうことだか分かります?
前にこういう方がいました。
ある奥さんが、「私はもう大丈夫なんだけど、主人に変わってほしいの」って言うわけです。
「私は大丈夫。主人が変わってほしいの」と、力を込めて言うんですね。
仮にご主人がものすごく変わって、あなたに対する思いやりがあって優しくなって。
そういう人になったらどうします?
「はい。その時は私も変わります」って。
「あんた、先変わって」って。ねえ。
でも、相手が先に変わって、自分がそれにつられて変わるということは、
相手が主導権を握ったってことです。
あまたはそれによって、相手に変えられたってことですよ。分かります?
どっちがいいですか?
特に相手が自分にとって嫌な人だったら。
相手が嫌な雰囲気を持ってたら、それによってあなたは暗い心になって落ち込んだりしたら、
その一番嫌なやつに変えられたってことですよ。
嫌なやつに、その時間を無駄にされたってことですよ。
それでいいんでしょうか。
決してよくないよね。
常に心はあなたのものだから、あなたが主導権を握らなきゃいけないわけです。
相手のことを思いやる、分かってあげる心になった瞬間にスイッチが換わるわけです。
「自分のことを分かってほしい」というのから。
それをやって流れを変えていきます。
今まで「分かってほしい」というのを「分かってあげよう」という流れに変えています。
相手が変わったら、自分も変わるというパターンでなく、
自分が変わると、相手も変わるということですね。
実は、佐藤先生のカウンセリング技法では、相手と自分が同時に変わることを可能にしています。
そのためには、まず自分がスイッチを入れてアプローチすることが先決です。
人間関係は、常に自分からなんですね。
「相手はこういう人だ」と思う自分と、「自分はこういう人間だ」と思う自分。
相手をどう認識するかが自分だということは、相手は自分ということ。
目に見える中では、相手と自分という関係ですが、本来自分しかいないというわけです。
相手を認識する根本が、自分の中の過去の記憶だとすれば、
偽我と真我の映し合いのようなことが起きていると言えるでしょう。
偽我で偽我を見るのか、真我で真我を見るのか。
その心を、言葉、行動で表していく。
先に言葉、行動をすることで、その心が出てくる。
心からと、形からの両面のアプローチで実践することがポイントだということですね。
やはり、佐藤先生のアプローチは、奥が深い....
明日は、さらに具体的なところを見ていきます。