1758.灯台の光の自分

真我日記

写真はサバの味噌煮で駅近くのお店です。美味しかったけど、味が全体的に濃すぎました。

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佐藤康行(YS)メソッドについてお伝えします。
精神科医と心理カウンセラーとYSメソッドカウンセリングの違いを分かりやすく、例えてみます。
例えば、患者さんの心の状態を、「患者さんが一人で、真っ暗な部屋にいる」とします。

一般に精神科医は、その患者さんに対して、
真っ暗な部屋の外に出られるように助言したり、その為にお薬を処方することを行います。

それに対して、臨床心理士、心理カウンセラー、特に精神対話士は、
その真っ暗な部屋にいる人にいつまでも寄り添うアプローチをするといわれています。

しかし、YSメソッドのカウンセラーは、
その真っ暗な部屋にいる患者さん自らが、もともと自分の中にある「光=愛」に気づいて、
その光を大きくすることを手助けし、その結果、その暗い部屋が明るくなるイメージなのです。

この3つは、まったく違うアプローチです。

YSメソッドのアプローチの特徴は、
メソッド開発者:心のドクター佐藤康行先生による「灯台の光」の例え話に見ることができます。

灯台は遠くを照らして、船を操縦する船長という人のためになっています。
しかし自分の足元が真っ暗だったら、つまり自分自身がいろいろと問題を抱えてしまっていては、
人のためにと言っても、それどころではなくなってしまいます。
そこで今度はあわてて、その灯台の光を自分の足元を照らし始めると、
「あいつは、自分のことしか考えないやつだ」などといわれます。
「人のためにやると嘘」になり、「自分のためにやるとエゴ」といわれる。

どうすればいいのでしょうか?

それは、灯台そのものが光輝けば良いのです。

そうすると、灯台自体が輝くその光が近い順番に照らされていくことになります。
まず灯台である自分自身が一番輝き、身近な家族や友人知人へと順番に広がっていきます。
自分が喜びに満たされて、その喜びの波紋が近い順番に広がっていくのです。

人はそれぞれが灯台の存在です。
しかしその事実に気づいていない。
自分の中に無限に光輝く自分、本当の自分がいることを。

どんな患者さんやクライアントさんに対しても、
その人の中にある素晴らしい自分(=本当の自分)を、
「ほら、あなたはこんなに素晴らしい、愛に溢れた存在なんですね」と鏡のごとく映し出してあげるのが、
YSメソッドのカウンセリング技法です。