1640.離婚寸前の夫婦が新婚同然に

真我日記

佐藤先生の言葉をお伝えします。著者宇宙意識で因縁を切るより
ある30代のご夫婦からいただいた手紙を紹介します。

このご夫婦は、私が初めてお会いした時から、絶対に離婚したいと言っていました。

最初に、ご主人が真我開発講座を受けました。

すると心が変わり、奥さんと離婚したくなくなったのです。

そこで彼は、奥さんにも何とか本当の自分に目覚めてもらおうと、強引に奥さんを講座に連れて来たのです。

ところが、奥さんは、無理やり連れて来られていますから、まったく真剣に取り組みません。

講座の中で、紙に自分の名前を書くことがあるのですが、自分の苗字を書かないのです。

「どうせ別れるんだから、苗字など使いたくない」と言うのです。

奥さんは、ご主人の家族のこともみんな嫌いでした。

また、ご主人が自分に1メートル近づくだけで、耐えられませんでした。

そして、子どもも、なるべくご主人に近寄らせないのです。

ご主人は毎日居間で寝ていました。

奥さんは、講座中も「私は絶対離婚する」と言っていました。

その後、二人で一緒に受講に来た時には、「どんなことでもいいから、とことん二人で話し合ってごらんなさい」と、二人だけ別の部屋で徹底的に実習してもらいました。

あんなことは前例がありません。

私はその二人の様子を定期的に見に行って、二人だけ個別に講座を進めたのです。

すると、何度目かの受講の時に、その彼女がまったく変わってしまったのです。

受講後に、その奥さんから届いた手紙を紹介します。

「私たち夫婦は、約10年の間、いろいろな行き違いですれ違っていました。

初めは、夫に女性がいるのではないか…という小さな疑いからでした。

そこから、姑との問題、お金の問題と、たくさんの問題が出てきて、年ごとに、日ごとに自分が苦しくてたまらなくなりました。

自分には何もないと思っていました。

お金もない、時間もない、頼る所もない、自分を愛してくれる人もいない…。

夫への愛情はまったくなく、ただただ“この人さえいなければ、私も子どもたちも幸せでいられるのに”と思っていました。

隣に座る事はおろか、同じ空間にいる事も耐えられない事でした。

朝、家を出る夫の姿に“もう帰ってこないで”と祈っていました。

子どもたちのために、父親が必要なのはわかるけれど、この人ではダメだとか、私さえ我慢していればいいんだとか、そういう思いでいっぱいでした。

そんな自分ですから、何があっても良い事のようには思えず、ますます自分で自分を苦しめていました。

耳が聞こえなくなってしまいたい、目が見えなくなってしまいたい、喋れなくなってしまいたいと…。

心を亡くしてしまわなければ、自分は存在できないと決めつけていました。

初めにセミナーに参加した時に、夫に“自分の人生をもっと考えて欲しい”と言われましたが、私は、とにかく行けば離婚してもらえる、という思いしかありませんでした。

とりあえず二日間過ぎればいい、私の考えは、何も間違ってはいない、そう思っていました。

何度かセミナーを受けるうちに、私の中に小さな変化が生まれました。

“どうせ別れるつもりでいるのなら、ご主人に何を言っても怖くないでしょう”と佐藤先生に言われて、“ああ、そうだな”とそんな事に初めて気づきました。

知らず知らずのうちに、夫には何一つ話をしようという気持ちがなくなり、次第に話をする事が怖くなり、話そうという気持ちもなくなっていました。

そして、ひとつふたつと自分の抱えている不安や不満を話しているうちに、少しずつ心が軽くなっていきました。

自分で本当に自分を見つけたいという気持ちでセミナーに参加した時、私の心は大きく動きました。

セミナーに参加する前から、佐藤先生のCDを行き帰りの車の中で毎日聞き、自分が生きている事の幸せ、子どもたちが元気でいてくれている幸せ、世界中70億の人の中で、私はたった一人のかけがえのない自分…。

命のありがたさを、少しずつ感じられるようになりました。

そして、「真我開発講座」を受講した時、これまでとはまったく違った自分に出会えました。

そして初めて、“早く家へ帰って、夫と子どもたちに会いたい”と思いました。

自分の中から喜びがあふれてくるような感覚が、とても心地よく幸せに思えました。

セミナー中、佐藤先生には“まだ夫の隣に座れるかどうかわからない”と言っていました。

先生も“心から先にやっていけばいいんだよ”と言ってくださいました。

でも家に帰って、子どもたちが眠った後、夫の隣に座る事ができ、“よかったね、がんばったね”と夫が私の頭をなでてくれた時に、その手のぬくもりが体中に伝わりました。

そして、自分でも考えてもいなかった言葉が出ていました。

“ごめんね、あなたも辛かったね、ごめんね”と。

心の底からわきあがってきた言葉でした。

そして、そのひと言で、夫も私も、10年のわだかまりが一瞬でとけていったのを感じました。

今、毎日楽しく、幸せに生活しています。

借金を返さなければならない事も、お互い忙しく仕事をする事も変わりません。

夫の両親が近くに住んでいる事も、私の友達や親兄弟が、遠く離れている事も変わりません。

でも、今まで自分で決めつけていた自分ではなく、本当の自分に出会えた事で、これまでどうにもならないと思っていた事が、何でもない事なんだと思うようになりました。

誰のせいでもない、すべては自分から始まっていた事だったと…。

愛して欲しいと思うばかりで、自分は誰一人自分自身すら愛していなかったと思います。

毎日、体中で幸せを感じる事ができ、生きているって素晴らしいと、すべてに感謝する日々です。

子どもたちも、とても明るくなりました。

どうにもならない事は何一つなかった、夫の両親とも仲良く、分かり合えるようになりました。

こんなに、幸せな日々を送る事ができているのは、佐藤先生をはじめ、私の行きつ戻りつの話を嫌な顔をせず聞いてくれて、何よりも強く支えてくれたスタッフのみなさん、そしてたくさんの人達のおかげです。

私も少しでもお役に立てるように、これからますます素直な心で、優しく、大きな愛で、たくさんの人を包んでいきたいと思います。

また是非お会いして、元気な私の姿を見ていただきたいと思います。

本当にありがとうございました。」
(H.H)

さらに、ご主人からの手紙も同封されていました。

「昨年11月に初めて両親、兄弟と真我開発講座を受講し、自分の抱えている離婚問題を語ってから1年が経ちました。

この数年間、夫婦であって夫婦でなかった私達でありましたが、今年11月のセミナーで妻は180度変わりました。

今まで離婚離婚と騒いでいた妻が、私から離れなくなりました。

優しくなりました。

昔以上に…。

思えば、去年2月、私にとっては3回目のセミナー、妻にとっては初めてのセミナー前夜、私達はホテルの部屋で離婚届にサインをしました。

私の出した条件が、3つのセミナーを受講する事で、離婚を受け入れるまでに少しでも妻に変化が起こればという願いから出たものでした。

その後3回、4回と受講回数が増えても、私達夫婦の関係が良くなる事はありませんでした。

ところが、今年の10月、妻は自ら受講すると言い出し、5回目にあたる11月のセミナーで急展開したのでした。

家に帰り着き、子どもが寝静まると、妻は、

「今までごめんなさい。

あなたの苦しみをもっと早く気がついてあげればよかった」と初めて妻の口から「ごめんなさい」という言葉が出てきました。

結婚して13年、この言葉を聞くのは初めての事です。

その日から私達は、今までがうその様に仲の良い夫婦となり、毎日を楽しく過ごしています。

もちろん、ミッドナイトサイエンスの方も新婚時代の時以上となりました。

今、二人でもう一度セミナーを受講し、最後の仕上げをしようと話をしています。

私も妻も愛したい、愛されたいという気持ちを素直に出せず、裏目裏目に気持ちを表してきた結果が、二人をおかしくさせた原因であったという事がわかりました。

子どもたちも、明るくなり、休日も親子4人で楽しく過ごしています。

佐藤先生、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

私達夫婦、子どもたち、そして、両親、兄弟まで救っていただきました。

今、感謝の気持ちで一杯です。

ありがとうございました。」
(M.H)

人間というものは、思い込んでいる部分が大変大きいのです。

真実ではなく、思い込んでいることを、事実だと思っているのです。

しかし、自分でこうだと思っていることは、実はまったく違う場合があります。

講座中に「主人が大嫌いです」と何度も言っている奥さんに向かって私は「私には『好きだ』って聞こえるよ」と言いました。

すると彼女はハッとした表情をしました。

人は、自分では自分自身のことがわからないのです。

そして、起こった出来事に対して、「あの人はこういう人なんだ」と決めつけて、そのまま心の奥にしまい込んでいるのです。

私たちがやっているのは、そんなことだらけです。

現状は何も変えていません。

現状を変えたために、彼女が変わったのではありません。

姑さんがいるのも変わりません。

借金があるのも変わりません。

夫も変わりません。

周囲は何も変わっていないのです。

ただ、彼女自身の心が変わっただけで、夫婦関係も何もかもが、天と地ほども変わってしまったのです。

今や二人は、新婚時代よりも仲の良い夫婦になったのです。

そして、二人の子どもたちも明るさを取り戻しました。

さらに、つい先日、私のもとに何とオメデタの連絡が飛び込んできました。

「“真我ベイビー”ができました!」とご主人が照れながら報告してくれました。

以前は、暗い顔をしていた彼が、今やまったく別人のようになってしまいました。

「毎日が幸せ過ぎて、何だか、足が宙に浮いているみたいですよ!」