1583.女性恐怖症を乗り越えた男性2

真我日記

佐藤先生の言葉をお伝えします。著者幸せな結婚の法則より

昨日から続きです。

引きこもりに近い学生生活を送っていた宏隆さんでしたが、大学3年生になってようやく「このままではまずい」と考えるようになり、ひとまずアルバイトに挑戦してみることにしました。

「パンの袋詰め作業の求人をみつけて、この仕事なら人と接することが少ないので自分もできるかもしれないと思いました。

さっそく問い合わせの電話をかけようとしたんですが、瞬間、全身が固まってしまったんです。

人と話すのが怖くて電話すらかけられなくなっている自分に改めて気づかされました。

結局、勇気を振り絞って電話をすることができたのは1カ月後のことでした」

アルバイトには採用されませんでしたが、宏隆さんにとってこの経験は自分の将来について考える一つのきっかけになりました。

それ以降、懸命に就職活動へ取り組み、努力が実って地元長崎のOA機器を販売する会社に就職が決まりました。

配属されたのは営業部。

人と接することが苦手な宏隆さんにとって、営業の仕事は大きな試練でした。

「営業職は当時の自分にとって未知の世界。

入社までに少しでも勉強しておこうと、在学中に5冊のビジネス書を買いました。

そのうちの1冊が佐藤さんの本だったのです。

最初の1ページ目から夢中になりました。

無限にお客が増えていくという最高レベルのセールスを、真我の目覚めによって誰もが可能になると書いてあったからです。

さっそく資料を取り寄せ、セミナーを受けることに決めました」

セミナー受講後には、心の深い部分から両親に対する愛と感謝の気持ちが湧きあがってきたという宏隆さん。

これまで誰に対しても愛を感じることはありませんでしたが、突然湧き起こった温かい感情に自分でも驚いたそうです。