1433.人間の器とはやる気の量だ

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。著者成功と幸福を呼ぶ言葉より
全ての物事に対して否定的で、全くやる気がない人に、何か仕事を与えてもその成果はほとんど期待できないでしょう。

やる気というのは、一つの入れ物に例えられます。

人生や仕事に対して、やる気のある人は、大きな入れ物を持っている人で、やる気のない人は入れ物が小さいのです。

「よし、やるぞ」「今日はこれだけ頑張るぞ」と思えば、その思った分の分量だけ、できるということなのです。

やる気に比例して、仕事ができ、生きる姿勢ができるのです。

やる気があればあるほど、それだけのものが入って来て、容量が大きくなるのです。

やる気というのは、受ける準備のことなのです。

受ける準備と、与えられる分量は同じなのです。

雨が降っているときに、コップを持っていたら、コップにはいっぱいになりますが、それ以上は全部溢れてしまいます。

バケツを持っていたら、バケツの分量でいっぱいになり、タライを持っていたら、タライの分量まで受け止めることができるのです。

器が先なのです。そして、それに見合っただけのものが入ってくるのです。

別の例に例えれば、十キロのバーベルを持ち上げられるとします。

本当はもっと重い重量のバーベルを持ち上げられる能力があっても、十キロ以上持ち上げる気持ちがなければ、それが自分の器なのです。

反対に、今は十キロのバーベルしか持ち上げられなくても、自分は絶対に三十キロのバーベルを持ち上げてみせようと思ったら、それが器となり、将来二十キロ、三十キロと持ち上げられるようになります。

やる気を出せば、それなりの入れ物ができるのです。

入れ物が先にできて、後からその中にはいるものが決まってくるのです。

ですから、千キロのものを持ち上げようと思ったら、人間はそれも持ち上げられるのです。

ただし、その時は肉体だけでなく、知恵を使い、頭を使い、道具を使って持ち上げることができるのです。

私たちが、飛んで当たり前のように思っている飛行機も、走って当たり前のように思っている自動車も、身の回りにある電気製品も、全て人間の願望が、やる気となって、形になったものなのです。

人生において、必ずこうなりたいと思い、必ずそうなれると思うことが重要なのです。

そして、その思いを継続して、信念を持って、行動を起こすのです。

そうすれば、それに見合う器ができ、それに見合う情報や、人や、ものが後から入ってくるのです。