一度の人生、自分の最高の華を咲かせることが大切です。
自分が本当にやりたいことを見つけ出し、置かれている立場を見つめ、自分の個性とは何だろう、自分の人生にとって最高の華とは何だろうと考えてみるのです。
自分の華は、どんな華なのだろうかということをはっきりさせるのです。
自分にとって、どんな華が美しいのだろうか、ということを見定めるのです。
それがはっきりすると、人生迷わなくなります。
迷わなくなると自信が出てきます。
私は全国各地で、講演していますが、回数を重ねるごとに、私の考えを世の中が求めていることが分かってきました。
私の考えは、どこに行っても、誰にでも通用するということに対して、迷いがなくなりました。
迷いがないので、どんどん自信を持てるようになり、どんどんパワーが出てきているのです。
自分にとって最高の華を見定めようとする時には、一人になって徹底的に考えることが必要です。
周りの人を見てもだめなのです。
却って分からなくなる危険性があります。
なぜならその人と自分は違う人間だからなのです。
人間は、人生において、一度立ち止まって、方向を見定めなくてはならない時期があるのです。
今のままの流れでいけば、今の状態のまま、わずかな進歩だけであの世に行ってしまいます。
今の状態のまま一生を過していくことに対して、何の不満もない人ならば結構ですが、そうでなければ一度立ち止まって、何かを変化させることが必要なのです。
電車に乗る時にも、自分の乗る電車はどこに行くのだろうかということを知ってから乗り込みます。
電車に乗ってから、この電車はどこに行くのだろうと考える人はいません。
私たちの人生も、いろいろなことがありながら、もう既に走っているのです。
ですから、一度立ち止まって、今の生き方が、本当に自分の行きたい所に向かっているのかということを考える時期が必要なのです。
自分が一番力を出している時は、どのような時なのだろうか、ということを考えてみるのです。
どうしたら周りの人々と、よりうまく関わっていけるかを考えるのです。
そういうことを考えることによって、自分の前にある曇りを晴らして、もやもやを取ってストンと明確な道をつけるのです。
そうすると、すごいエネルギーとパワーが出てきます。
人生において、命を懸けてまでやっていくことをはっきりさせるのです。
そうすると人生が、自分の未来がどんどん開け、最高に楽しくなります。
自分自身にとって最高の華とは何だろうということを、立ち止まって、見て方向を定めてください。