1336.愛と調和のビジネスこそ無敵

真我日記

調和がなければすべてにおいて発展はありません。

一時的にはあるかもしれませんが、永続的な発展はありえません。

特にビジネスとなると、一人でやっているわけではありませんので、まわりとの調和がなければ絶対にやっていけません。

たとえ二人からでも調和は必要になります。

会社という組織でいえば、一つの目的にために、社員みんなが一つになって動いている会社は強いのです。

組織の調和をとるためには、会社全体の明確な目標が必要なのです。

全体の理念が必要なのです。

そして、その目標や理念が、社員一人ひとりの胸がワクワクするような素晴らしいものであればあるほど、調和がとれやすいのです。

では、一人ひとりがどうすれば、組織のなかで調和をとっていけるかというと、それには二つのことがポイントになります。

一つは、一人ひとりが全体を知る、ということです。

みなさんの会社にしても、いろいろな部署やポジションがあると思いますが、それしか知らないというのでは、調和はとれません。

現場の人は営業のことは全然知らない、営業の人は現場のことは全然知らない、では調和はとれません。

全員が知っていることが大切なのです。

もう一つは、自分の花を思いきり咲かせる、ということです。

営業なら営業で、自分はどんな営業マンになろうかということです。

例えば、お客さんに本当に感動してもらえるような営業マンとか。

企画なら、発想力にかけては右に出る者はいないとか。

そんなふうに、自分の花を美しく咲かせるのです。

強い野球チームは、すべてのポジションの人が全体の流れをよく把握しています。

飛んでくる球だけを取っていればいい、というのではなく、次にボールはどこに投げられるから、どこにカバーに行かないといけないとか、よくつかんで動いています。

そして、ピッチャーはピッチャー、キャッチャーはキャッチャー、セカンドはセカンドとそれぞれの自分の花を咲かせています。

二番バッターは送りバントにかけては誰にも負けないというふうに、みごとに調和がとれているのです。