1217.向いていることを喜んでやれば運がやってくる

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。
戦国武将で有名な山中鹿之助が
「我に七難八苦を与え給え」と
言いました。

彼のように自ら求めなくても、

長い人生の中には、
いろんな困難が
襲いかかってくるかもしれません。

問題は、
その時にその困難を、

苦労と受け止めるか、
喜びと受け止めるかなのです。

そのことによって、
自分の魂に
磨きがかかると捉えれば、

その瞬間、
それは苦労ではなく
喜びに変わるのです。

そのことで
精神力が強くなると考えられれば、

その努力していることも、
苦労していることも、
楽しいことになるのです。

「こんなに重い荷物を
持たせやがって…」と
言っているけれども、

重い荷物を持つことによって、

精神力や筋力がつくと
受け止めれば、
それが喜びになるのです。

仕事を
ゲーム化することもできます。

私は、高校時代に、
社員食堂の皿洗いをしていました。

その時には、
皿を一分間に何枚洗えるか
チャレンジしながらやりました。

テレビゲームも、競馬も、マージャンも
ゲームだと思ってやるから、

夢中になって
楽しんでやっているのです。

どれも考えてみると
結構難しいものですが、

一生懸命やっているというのは、
ゲームだと
思っているからなのです。

遊びは、
ほとんどお金が減るだけですが、

仕事は
お金がもらえます。

そして、
人間的な成長もするし、
後から後悔もしません。

博打は後で後悔したり、
自己嫌悪にかかってしまう可能性が
あります。

それに
あまり人から認められるようなものでは
ありません。

仕事ならば、
いくらやっても自己嫌悪には
かかりません。

人からも認められます。

ですから、
仕事をゲーム化してやった方が、
はるかに幸せになれるのです。

努力をしているのに
思うようにいかないのは、

そのことに向いていないからです。

向いていないことをやっていたら、

いくら努力をしても、
根性があっても
なかなか芽が出ません。

では、
向いているか向いていないかを
どうやって見極めたら
よいのでしょうか。

それは、
迷ったら近づくということです。

今やっている仕事を、
例えば3ヶ月間とか決めて、
真剣にやってみるのです。

死に物狂いでやれば、
必ずその結論は
出るはずなのです。

「ああこれは意外にできるかも
しれない…」と
なるか、

「これは自分には向いていない」と
わかるか、

どちらかはっきりするでしょう。

向いていることをやれば、
力は出るのです。

恋愛にしても、
好きな人と一緒になるから
一生懸命になるのです。

無理矢理
その人を好きになろうとか思ったら、
長続きはしません。

「好きこそものの上手なり」
なのです。

向いているものなら、
いくらやっても面白いのです。

疲れるのは、
向いていない可能性があるのです。

本当に向いていることをやると、
疲れなくなります。

向いていることを喜んでやれば、
努力をしなくても運はやってくるのです。