1211.物事を成し遂げる責任感を持つ人に運は味方する

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「責任感はあるのに、どうして私の人生はうまくいかないんでしょうか?」

サラリーマンの方にこういうタイプの人が多いようです。

それは一言で言うなら、ピントがずれているからです。

「休まず、遅れず、仕事せず」という言葉があるそうです。

ただいるだけ、いてもいなくても同じという人です。

一言で言うと、焦点が定まっていないのです。

本当に何かをやり遂げようと思っていない人なのです。

だから、与えられた仕事をただ作業でやっているだけなのです。

それを責任感だと間違っているのです。

決められた時間会社にいて、言われた仕事を真面目にすることを責任感だと思っているのです。

本当に責任感のある人は、具体的にものごとをやり遂げることができる人です。

本当に責任感のある人は、成功できないはずはないのです。

成功できないのは、ただ与えられていることをやっているだけだからです。

そもそも責任感が強いかどうかというのは、人が評価することです。

社長であり、上司であり、同僚であり、またお客さんが評価することです。

自分で言うことではないのです。

責任感が強いと思っていて、うだつの上がらない人は、受け身の人が多いのです。

受け身だから、どうでもいいような仕事が与えられるのです。

ゴミ捨て場のようなものなのです。

本当のプロは、一番大事なところをやっています。

本当のプロは、一点だけで全部を変えてしまうのです。

石屋だった私の父は、家ほどある大きな岩を、たった一発で割ることができました。

「石には必ず急所があって、そこを突けば、どんな大きな石も一発で割れるんだ」と言っていました。

私は、その話を聞いて、父を尊敬してしまいました。

私は今、人を救う仕事をやっていますが、父の言葉がよくわかるようになりました。

人を救うのにも、はっきりした急所があるのです。

たった一点でいいのです。

力づけているつもりで、余計なことをたくさん言って、、却って落ち込ませたりする人が案外多いのです。

その人が動けば動くほど、却って話がこじれるということもよくあります。

急所を突いていないのです。

ピントがずれているのです。

公害をばら撒いているような人がいるのです。

それでいて、ちゃんと責任感を持っているのです。

「私はこんなにがんばっているんだ」と言うのです。

こういう人は、ピントがずれたトラブルメーカーなのです。

責任感をはき違えていては、いつまでたっても幸運はやってこないのです。

急所にピントを合わせて、そこに全集中すれば、何事も達成できるのです。

物事を成し遂げる責任感を持つ人に、運は味方をするのです。