佐藤康行の言葉をお伝えします。
運勢を良くしようと、一生懸命神社仏閣にお参りに行く人がいます。
だから、運が向かないのです。
神や仏は、神社やお寺にいるのではないのです。
神とは総てのものが神なのです。
宇宙が神、地球が神、森羅万象、生きとし生けるもの総てが神であり、仏なのです。
そして、あなたも神であり、仏なのです。
この世にある総てのものは神なのです。
神以外のものはないのです。
サイババが、こう言いました。
「私は神の化身です。
みなさんも神の化身です。
ただ、私は神を自覚しているけど、みなさんは神を自覚していませんね。
その違いですよ」と言っていました。
神というのは何かと言うと、宇宙のリズムそのものなのです。
あなたの心臓を動かしているのは、あなたの意思ではありません。
毛細血管まで血液を送っているのも、あなたの意思ではありません。
呼吸をしているのも、あなたの意思ではありません。
あなたの六十兆の細胞は、あなたが作ったのですか。
口にはいろんな食べ物を入れますが、野菜ばかり食べても野菜にはなりません。
豚肉ばかり食べても、豚にはなりません。
何を食べてもちゃんと私たちの血となり肉となります。
一体その作業は、誰がやっているのでしょうか。
地球は誰が回しているのでしょうか。
まさにこれは神としか言いようがないのです。
ですから、あらゆる生命体が、総て神の現われと言うのはそういう意味なのです。
私たち人間には、最先端の科学技術をもってしても、大腸菌一匹作れないのです。
この世の生きとし生けるものは神の現われ、神そのものなのです。
偶像を崇拝するというのは、自分は神ではないと言っているのと同じなのです。
自分も神そのものなのです。
では、なぜこの世の中には、悲惨な出来事が次々と起きるのでしょうか。
それは、神が人間に総ての自由を与えたからです。
あなたも誰かにこうしなさいと言われるのは嫌でしょう。
あなたは、「ここにいれば幸せになれるから」と言われて家に縛られるより、失敗しても表に出たいでしょう。
神というのは、失敗する自由も与えたのです。
あなたは、窓から飛び降りて自殺をすることもできるのです。
発展する自由も、滅亡する自由も与えたのです。
全部、自分たちがやっていることであって、それは神とは関係ない話なのです。
悲しさ、辛さがあって、初めて、喜びを感じるのです。
お腹が空いて、ご飯が美味しいのと同じです。
苦しさがあって、初めて、喜びが倍増するのです。
苦しみも悲しみも、あなたの喜びを倍増するために、神が与えた愛なのです。
自分も神なのだと自覚できた時、最強運が訪れてくるのです。