佐藤康行の言葉をお伝えします。
運のない人は、一言で言うと、欲が小さ過ぎるのです。
もっと大きな欲を持てばいいのです。
俗に言う欲が強い人というのは、小欲なのです。
ただ、お金が欲しいとか、出世したいとか、有名になりたいというだけなのです。
では、お金が入って、出世して、有名になって、自分のやるべきこともやらないで、早く死んでしまったら、それが本当の欲と言えるのでしょうか。
小さな欲に目がくらんでいるだけなのです。
小さな欲にこだわっているだけなのです。
ちょうど、金塊を握ったまま海に沈むようなものです。
金塊を手放せば助かるのに、金塊のほうに目がくらんで、もっと大切な命を失うようなものです。
一番の大欲というのは、自分の使命をわかって、それを果たすことなのです。
自分の命を活かしきることなのです。
ですから、いつでも持っているものを捨てられるようになることです。
無一物無尽蔵という言葉があります。
無欲になった時に、総てが手に入るのです。
「私の財産はこれだけ」と言ったら、それだけです。
しかし、全部手放した時に「地球上にある総てのものは私の財産」と言うこともできます。
「私の人脈はこれだけ」と言ったら、それだけです。
しかし、それも総て手放して、「私の人脈は地球上にいる総ての人」と言うこともできるのです。
そうなれば、この人は知っているから、あの人は知らないからというのではなく、知らない人でも、今からすぐ友達になれるのです。
そういう人は、今すぐ超億万長者になれるのです。
欲張りが小さ過ぎるのです。
もっと大きな欲を持つことです。
「十億円あげるから、今死んでください」と言われたら、死ねますか。
いつの瞬間でも、今生きていることに喜びを感じることが、一番豊かなのです。
自分の持っているものを、いつまでも握っていると、他のものが握れません。
手ぶらにしていると、いつでも何でも手に持てるのです。
本当の無欲というのは、大欲ということなのです。
全部が既に手に入っていることに気づくことです。
全く欲がないというような生き方は、現実にはできないのです。
なぜかというと、人間は生きていることが欲だからです。
ならば、大欲を持つことです。
大欲というのは、こだわらないということです。
目先のことに一切影響を受けないということです。
総ては手に入っているのです。
それが大欲であり、無欲ということなのです。
大欲を持った時に、あなたは最強運の人生を歩むことができるのです。