1497.あなたは世界に一人しかいない

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。著者生命の覚醒より
あなたは、世界に一人しかいないユニークな存在なのです。

しかし、私たちは、どうしても人と比較してしまうものです。

そして、人と比較をすることによって、苦しんだり、妬んだり、嫉妬したり、恨んだり、悲しんだり、劣等感に苛まれたりするのです。

しかし、あなたという人は、世界に一人しかいないのです。

誰とも比較できない全くユニークな存在なのです。

道端にある木の葉一枚をちぎってみても、世界中にそれと全く同じ木の葉はありません

あなたの指紋一つを見ても、あなたと同じ指紋は世界中探してもありません。

それと同じく、あなたという存在は、決して誰とも比較できない、優劣のつけられない貴重な存在なのです。

チューリップがバラを見て、「あのように咲きたい」、猫が犬を見て、「あのように吠えたい」とは考えません。

人間だけがそのように考えてしまいます。

それは全くナンセンスなのです。

あなたはあなたであって他の誰でもないのです。

ですから、あなたは本当の自分を見つけ、迷いのない素晴らしい自分の人生に気づいた時初めて、心が安らぎ、人と比べて落ち込んだり、劣等感に苛まれることがなくなるのです。

ですから、まず自分は何のためにこの世に生まれ、何をやって死んでいくのかということを気づくことが、私たちの人生にとって最も大切なことだといえるのです。

介護員として働く矢沢綾子さん(42・仮名)は、ずっと“本当の生き方”を求めていました。

仕事についても、「本当にこのままでいいのかな?本当にこの仕事でいいのかな?」という気持ちを持っていました。

そんな中、真我開発講座と出会い、それ以来、仕事に対する迷いがなくなりました。

「やっぱりこれが、今、自分のやるべき仕事なんだ。今の仕事を思いきりやろう!って思えたんです」

仕事に対する迷いがなくなった彼女は、今度は「自分を認めることが大事なんだ」ということに気づきました。

しかし、もう一歩自分自身を強く認めることができないでいました。

それから約四ヶ月後のことでした。

彼女は、私のテープを聞いていると、突然ポロポロ泣き始めたのです。

そのテープには、やはり真我開発講座を受講したある男性の話が入っていました。

「真我になかなか辿りつくことができない…と私が悩んでいると、佐藤先生からこういわれました。

『そこなんだよ君の問題は。いつも人と比較して、自分を卑下して、人を恨んで、妬んで、自分を落としめている。そこに気づかないと真我は開かないよ』」

彼女の胸に、この言葉が響きました。

「ああ、私もこうだったんだ!だから自分を認められなかったんだ」

その後、ようやく彼女は、完全に自分を認められるようになったのです。

「すごく楽になりました。仕事に行っても、もう楽しくて楽しくて…。

前は『なんでこんなに疲れるんだろう?』って思っていたんです。

でも、今は全然疲れないんですよ。

毎日感動することがいっぱいあって、“もう幸せ!”っていう感じです」