1216.心のハンドルを握るには

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします「自分をコントロールする方法~

心のハンドルを握ろう」

についてです。

いつも

悩んでいる人というのは、

自分の心のハンドルを

握っていない人なんです。

天は自分の裁量も

与えてくれているんです。

「ここまでは天の裁量だけど、

ここから先は自分で決めなさい」という

自由が与えられているんです。

それは

どういうことかというと、

例えば、

今逆境と思われるような状態に

いたとしても、

その状態を

「これでいいんだ!」と

思うこともできるということです。

(落ち込んでいるけど、

確実に前よりは良くなっているね)

と思うことだって

できるはずなんです。

それが

心のハンドルを握るということです。

「昨日は楽しいことがあったから

ルンルンだったのに、

今日は変なことを言っちゃって

急に落ち込んでしまいました…」

というのは、

ハンドルを握っていない証拠なんです。

(あの時のミスも

自分にとっては必要なんだ。

あの出来事が、

自分の今までの人生の縮図を

見せてくれたんだ。

ああ、

これで勉強になったから

良かったんだ!)

そのように

意識することもできるんです。

それが

ハンドルを握るということです。

自分自身の心と言うハンドルを、

自分で操作できるようにならないと

いけないんです。

自分のハンドルを持たず、

全部を出るに任せてしまうと、

フラフラッとして

自分を自分でコントロールが

できなくなってしまいます。

自分で自分の心というハンドルは

ちゃんと持っていないと。

落ち込んでしまうと、

家族や身近な人を始め、

まわりの人たちに

迷惑をかけてしまうじゃない。

イチイチ

落ち込むんじゃなくて、

「これで良かったんだ!」と

パッと言えたら、

それは

まわりの人たちへの愛でもあり

思いやりでもあるんです。

「これで良かったんだ!」と

まず言ってみるんです。

(これからは、

そこに気をつけよう)と

思えたら学びになります。

全部学びになるんです。

「これで良かったんだ!」

常に、

「これで良かったんだ!」

というのを

口癖にしてしまうんです。

私はいつでも、

「あ、

これで良かったんだ!」って

言っています。

そうすると、

全てのことは後になって、

(本当にあれで良かったんだな)と

いうことがわかるようになります。

だから、

何が起こっても

「これで良かったんだ!」って

言えば良いんです。

それが、

心のハンドルを

握るということです。

奥さんが先に疲れて寝てしまっても、

(これで良かった)と思えば良いし、

その気が起きても

(これで良かった)と思えば良い。

(こうでなければ)って

杓子定規になることなんか

何もないじゃない。

二人が良ければ

いいんだから。

それを形で

(こうでなければ)とか

思うことないわけです。

だって自然ですよね、

寝たいとき寝るというのは。

そういうように

できているんですから、

それはそれで

(ああ、良かった。

よく寝てくれれば)って

思うじゃない。

子どもが寝てくれたら

そう思いますよね。

寝なきゃかえって困るでしょ。

それと同じく、

(ああ、よく寝てくれている、

ありがたい)って

思えば良いし…。

その間、

自分は音楽聞いていても、

テレビ見ていても

構わないじゃないですか。

瞑想してもいいし…。

自分は自分で、

(ちょうど自分の時間ができた。

今のうちにやることやっておこう!)

って思えばいいだけの話です。

そういう切り換えを、

パッと。

それを相手に

(こうでなきゃいけない)とか、

形を求めると、

いつも不満に思ってなきゃいけない。

心の不安定な人は、

ハンドルをちゃんと握ってないのです。

ピシッと自分のハンドルを

握るようにしたらいい。

そういう裁量を、

神はちゃんと与えてくれたわけです。

「自分である程度はできるよ」という

裁量を人間に与えてくれました。