1046.流行は人の心が流れていく

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「『流行』とは人の心が流れていくこと」

についてです。

「流行」とは「流れて行く」と書きますが、

これは人の心が流れて行くのです。

昨日まではこういう洋服が流行っていた。

でも一ヶ月もたったら、

誰も着ていなかったとか、

スカートが短い、長いとか、

みんなの心が求めているものが、

やがて忘れていって消えていく。

人の心をきちんと見ていなければ、

例えば、

今これが流行っているからといって、

そこに投資したら後で

大損害を被ったりということも

あるのです。

人の心を見る事を、

川でいうなら上流を観ることです。

今ここに流れていること

ばかりみていたら、

あっという間に下流に

流れていってしまう、

ということです。

これを仏教で言うなら

「無常」といいます。

常に物事はひとところに無く、

一瞬の休みも無く常に変化している

と言うことです。