1158.生命の法則は突き放す

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。「生命の法則」は「守り」でなく「突き放す」

についてです。

大胆に潔く捨てるのと、

無謀とは

どう違うのでしょうか?

無謀でない捨て方と言うのは、

捨てることによって

それが活きてくる、

という場合です。

捨ててから

出る心があるのです。

全部捨てた時に、

全く想像し得なかった自分に

出逢う可能性があるのです。

心で本当に捨てきったら、

本当に捨てたと同じなのです。

心の中で捨ててしまうと、

大胆なことも出来るのです。

執着心が無いからこそ

大胆なことが出来るのです。

「捨てる」

と言うことは、

「脱皮」

する発想であって、

「逃げる」

という発想とは違うのです。

夜逃げや

自殺とは全く違うのです。

そういった

一般的に言う「捨てる」発想でなく、

全く今までのやり方を変えましょう、

と言うことなのです。

「大事にする」

本当の意味は、

「保護する」

ことではないのです。

「放つこと」こそ、

大事に扱う本当の意味なのです。

「生命の法則」は、

まさにここが重要なのです。

モノは大事に扱うと長持ちするが、

「生命の法則」はむしろ、

少し手荒いくらいのほうが、

逆に長持ちするようになるのです。

大事という扱い方が

違うだけなのです。

両方とも大事なのですが、

やり方が違うのです。

それは、

「生命の法則」を

知っているか

知らないか

の差なのです。

魂の部分も同じです。

いろいろともまれて、

はじめて魂に磨きがかかるのです。

全然もまれず温室で育って

ボンボンだったら

全然魂に磨きがかからない。

「捨てる」ポイントは、

ひとつは、

まず心の中で捨てるのです。

そして、

もうひとつは

本当に捨てるのです。

しかし、

どちらが良いかと言えば、

本当に捨てることなのです。

心の中で「捨てた」と言っても、

ほとんどの場合、

観念でそう思っただけなのだから、

実際にやってみないと、

本当のところは分からないのです。

もし、

刑務所に入っている人がいるとして、

適当に今幸せな人と

苦しい人と、

どっちが

幸せに近いポジションにいると

思うでしょうか?

刑務所にいて

そこに安住していて幸せな人は、

そこから出たがらないのです。

そこが嫌で

苦しい人はどうでしょうか?

そこを早く出て

まっとうなことをやりたいと思う。

苦しい人が

救いやすいのです。

苦しい人のほうが、

刑務所を捨てやすいのです。

刑務所も捨てる。

そして

ステップアップ、

脱皮していくのです。

もし、

あなたが今苦しい場面にいるとしたら、

それは

最高に良いポジションにいるのです。

まもなく、

あなたの状況を捨てきった時に

次の素晴らしい世界が

まっているのです。