841.最高の人生とは2

佐藤康行の言葉をお伝えします。

私達は、おぎゃあと生まれて
現在に至っており、
そしていつか必ず死にます。

例外はありません。

目標と言うのは現在から
未来に設定しますが、
ビジネスの観点では
それでいいでしょう。

でも、命の観点では
ちょっと違ってくるのです。

命の観点では、目標というのは
一番遠いところから
立てないといけません。

一番遠いところ。

私達の人生の一番遠い
ところはどこでしょう。

私達が、この世から去る時です。

もう、あの世に行こうと
しているその瞬間です。

その死ぬときに、

私の人生は最低だった、
最悪だった、
なんてひどい人生
だったんだろう、
あのやろうこのやろう、
本当に皆憎らしいやつばっかり

だと思っていたらどうでしょう。

それまでにどんなに
金を儲けようが、
どんなに出世しようが、

どんなに皆の
称賛を受けようが、

死ぬときにそう
思って死ぬのは、
けっしていいとは
言えないでしょう。

死ぬときは、金も家も
土地も名誉も地位も、
家族ですら、全て
おいていかなければ
ならないのです。

自分が死ぬときには、
なんて素晴らしい
人生だったろう、

最高だった、
素晴らしい人生だった、

私はやるべきことを
全て果たした、
悔いはないと言い切る。

そして愛する人に囲まれて、
人類全部に感謝して、
「ありがとう」という
気持ちで去っていく。

私は本当にやるべき
ことをやりました、
皆さんのおかげでした、
悔いはありません、
最高でした、
さよならって死んでいく。

ということを
浮き彫りにしたとき、
それはどういう
人生なのだろうか、

最高の人生と言うのは
どういう人生の事を
言うのだろうか、
はっきりさせる必要が
あるのではないでしょうか。

もしそれがあるのなら、
それを最初に分ることが
大事じゃないでしょうか。

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