813.褒められても叱られてもありがとうございます!

佐藤康行の言葉をお伝えします。

私たちは、往々にして褒められると、「そんなことないですよ」と否定をしてしまいます。でも、褒めてくれているのだから、否定をすることはないのです。

褒めてもらった時に「ありがとうございました」と素直に言えば、相手の気持ちをそのまま受け入れたことになります。

「そんなことないですよ」と言ってしまったら、相手を否定したことになりますし、褒められたことを受け入れないことになります。

「ありがとうございました」と言えば、受け入れたということになりますから、相手も、「あっ、言って良かった」ということになるのです。

また逆に、上司に叱られた時は、心の中で一瞬カチンと来て腹が立ちます。

また、なんて自分はダメなんだろうと落ち込んでしまいます。そして、叱った上司に対して、悪く思ったりする可能性があります。

しかし、もしかしたら、褒めてくれる上司よりも、叱ってくれる上司の方が、あなたのことを思ってくれているのかもしれません。それなのにその上司のことを悪く思ってしまうのは、少し悲しいことです。

だから、たとえあなたが一瞬腹が立ったとしても、このように言ってみて下さい。

「注意していただいて、ほんとにありがとうございました。すごく勉強になりました。すぐに直すようにします!」

そうすれば、その瞬間から状況が変わります。

そして、きっとあなたは「あの時、腹を立てなくて良かった」と後から思うことでしょう。

上司から叱られたら、それが例えどんな内容であっても、「ありがとうございました」と言ってみることです。

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