790.魂を磨く

佐藤康行の言葉をお伝えします

魂を磨くにはどうすれば良いでしょうか

感性の鈍い人には、運もなかなか味方をしてくれません

運の強い人間になりたければ、感性を
磨く必要があるのです

しかし、感性を磨こうとすると、却って感性は鈍ります

なぜならば、感性というのは、一番浅い世界だからです

感性を磨こうとすると、物事を体験することを避けてしまう所があるのです

そうすると、深みのある感性が磨かれないのです

例えば、「この人とは波長が合わないからつきあわない」と決めてしまえば、 その人のことをそれ以上わからないままで終わってしまいます

そして、自分の好きな人の所にしか行かなくなるのです

好き嫌いとか、波長が合う合わないという表面的な部分で終わってしまうのです

体験をしないままで終わってしまうのです

体験をせず、浅い部分だけで終わってしまうから、感性が鈍くなってしまうのです

まずいものを食べて、美味いものがわかるというのがあります

対照があって、初めていろんなものがわかってくるというところがあるのです

実は、感性を磨きたかったら、魂を磨くことなのです

魂を磨こうとすると、全く行動が変わってきます

例え、全く自分の感性に相反するものが来たとしても、それを真正面で受け止めるようになります

そうすると、そのことによって、結果的に魂が磨かれるのです

包丁も、空中では研げません

砥石と摩擦させることによって、研ぐことができるのです

それと同じく、魂は、むしろ反対の流れの中で磨かれるのです

流れに反することもやって、そのことで磨かれるということがあるのです

例えば、会社で、体制と反対意見をズバッと言うことによって、いろんな
攻撃がくるかもしれませんが、そのことによって、魂に磨きがかかるということがあるのです

会社が倒産したり、リストラされることによって、家族に優しくなったり、
人間的に成長したりする可能性が
あるのです

感性の部分ではズタズタになるかも知れませんが、魂の部分ではズタズタにはならないのです

魂は汚れないし、傷つかないのです

魂は、むしろ、波乱万丈の中から磨かれるということがあるのです

感性を磨こうとすると、偽物になるのです

魂を磨こうとすれば、感性も本物になるのです

魂を磨けば感性も磨かれ、運もどんどん寄ってくるのです

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