2496.うつ病は90日で90%治る24

真我日記

写真は鬼おろし鳥からぶっかけです。唐揚げもうどんも美味しかったです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

佐藤先生の「うつ病は90日で90%治る」より、詳細を見ていきます。

 

 

佐藤先生の解説の続きです。

 

高野さんが受けた血液検査のデータがあります。

 

まずは彼の血圧が高い頃、2011年の11月に検査した数値をご紹介しましょう。

 

肝機能の数値であるGOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)が82、GPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)が158でした。

 

現在、GOTはAST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、GPTはALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)と呼ばれますが、本来は両方とも、肝細胞内で働いていなくてはならない酵素なのです。

 

何らかの原因で肝細胞が破壊されると、血液中に流出します。

 

これを逸脱酵素というのですが、この数値が高いということは肝機能に問題がある証拠であり、正常値はだいたい40以下と言われています。そのため、高野さんのGOTが82、GPTが158というのは、正常値を大幅に超えた値だったのです。

 

YS心の再生医療受診後、2012年12月のデータでは、それが両方とも正常化して、GOTが19、GPTが22にまで下がっています。

 

また、心臓に負担がかかると分泌されるBNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)というホルモンにも変化がありました。

 

高血圧は心臓に負担をかけますから、当然分泌されやすくなるのですが、正常値は20以下とされています。

 

高野さんの場合、この数値が一番高い時には72まで上がっていましたが、YS心の再生医療受診後には7.8と、全くの正常値に戻っています。

 

これは、血圧が下がったことの傍証であると考えられます。

 

他には、尿酸値も9だったのですが、これも7.1と正常近くまで戻っていました。