写真は若鳥のモモ一本焼きです。玉ねぎ塩だれの味が効いて美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
佐藤先生の「うつ病は90日で90%治る」より、詳細を見ていきます。
一時的に表れる病状を抑えるには、これらのやり方は功を奏する場合が多いのですが、治ったと思っても、また再発してしまう、あるいは慢性疾患であれば、投薬を生涯続けなければならないという例も非常に多いわけです。
がんという病気も、転移や再発が見られる例が顕著です。
この「治った」という定義も難しいもので、その症状が消えて元の状態に戻ると一般的には治ったとなり、医学的には寛解(かんかい)という語を用いる場合がありますが、病気による症状が好転または、ほぼ消失して、臨床的にその症状が見られない状態を指します。
すなわち、現れる数値は指標内を指して問題ない程度にまで状態が良くなる、あるいはその状態が続けば、寛解したと判断するのです。
このような見地で、近年多くみられる精神疾患を取り扱うとどうなるでしょうか。
何をもって治癒したかという議論は、収まりどころがないというのが実態です。
現在、精神疾患を疑って病院に行くとなると、精神科、神経科、心療内科の門を叩くことになるでしょう。
ここで医師の行うことは、問診です。
どのような症状があるのか、生活に支障はあるか、睡眠や食欲はどうかなどを聞くわけです。
場合によっては、質問票のようなものを記入することもあります。
医師はそれらを総合して診断することになります。
診断には、国際基準のガイドラインが使われることが多いようですが、病気の特定は非常に困難と言わざるを得ません。
ガイドラインはあるものの、それらの項目を満たす症状の割合が多いとしか言いようがないわけです。