2436.両親が何点好きですか?

真我日記

写真は天津飯です。味がしっかりして美味しかったです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【あなたは両親が何点好きですか?】

YSメソッドの「心のMRI」テストには、次のような質問があります。

「あなたは、父、母、自分がそれぞれ10点満点中何点好きですか?」

「0点が大嫌い、10点が大好き、何点くらいでしょうか?」

これまでうつ病を発症された方で、「父親10点、母親10点、自分10点」完全に円満、まんまるの満月状態と回答された方は今のところいないようです。

少なからず、数値が欠けて、三日月状態を形成していることがわかってきました。

 

【これが根本原因だったのです】

仮に、あなたの好きな度合いが「父親5点、母親7点、自分3点」だとすると、それがあなたの人間関係の原型になってしまうのです。

「父親、母親、自分に対する好きな度合い」が、その人の心の中に人間関係の原型をつくり、現実の人間関係にそのまま影響を及ぼしてしまいます。

その三日月状態の人間関係の原型が引き起こす現実の人間関係でのストレスがきっかけになり、うつなどの症状を発症してしまいます。

つまり、うつ病の根本原因は、過去の記憶でできた潜在意識の中の人間関係の原型にあるといえます。

 

【「父親が大嫌い」の女性のうつ病発症例】

ある30代独身の女性のケースです。

彼女は職場の上司の言動からうつ病を発症し、休職していました。

男性の上司が苦手で、お付き合いする人とも上手く行かないとのことで、心のMRIテストでは、「父親0点、母親7点、自分2点」でした。

詳細をお聞きすると、お父さんが大嫌いなのです。

幼少のころから虐待同様の扱いを受け、顔を見るのも嫌なのだそうです。

父親は男性の代表ですので、父親への愛の不足感によるわだかまりが、他の男性に無意識に出てしまいます。

当初彼女は、上司のせいでうつ病になったと思っていたようですが、

実は、彼女の心の中の男性像、特にお父さん像が、彼女の潜在意識による無意識の態度、言動、雰囲気が原因となり、結果として相手に反射して戻ってきたということなのです。

YSメソッドで、生命の源から「愛の心」を引き出した瞬間、お父さんが大好きになってしまいました。

実際には、「愛の心」が出てから、お父さんが大好きになったわけではありません。

「もともと大好きだった」という心に気づかれたのです。

「0点と思っていたけど、もともと大好き10点満点だった。勘違いをしていたんだ」

三日月と思っていたけど、もともと満月だったという事実に気づくだけということです。

「満月の心が出てきたときに、三日月の心が消える」

事実、一瞬でうつ病の根本原因は解消され、数日後には寛解していました。

以後、男性に対する感じ方が180度変化され、復職後も上司と上手く行くようになり、恋人もでき順調とのことです。