2433.心の病は薬では治らない

真我日記

写真はソース焼きそばです。野菜を炒めたソースの香り最高に美味しかったです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【どうして、薬で治らないの?】

うつ病などの心の病は、文字通り「病んでいる心の状態」を症状として診断します。

脳科学的な視点では、「セロトニン異常がうつ病を引き起こす」と言われていますが、これはあくまでも仮説であり、本来の発症メカニズムは解明されていません。

それにも関わらず、「セロトニン」のバランスを整えて症状が改善するということで、投薬治療として「抗うつ薬」が処方されます。

現在、精神疾患の治療法の選択は、殆どが薬物療法です。

つまり投薬です。

しかし、残念ながら薬物療法は、あくまで対処療法に過ぎません。

なぜなら、うつ病の本当の原因は不明となっているからです。

 

【えっ!うつ病の原因はわかっていないの?】

精神医療では「うつ病の原因は不明である」という見解となっています。

現在、うつ病治療法はどれも、あくまでも仮説をもとに検証をするという手探り状態です。

原因がわからないということは、治療法もわからないということ。

つまり、現在の精神医療では、うつ病を根本解決することはできないのです。

ゆえに、原因がわからないから、「とりあえずお薬で」が続いてしまうわけです。

 

【原因がわからないから、とりあえずお薬で“が続く】

うつ病の投薬治療では、寛解率40%、再発率60~90%と厚生労働省が発表しています。

寛解とは症状が緩和され、殆ど無くなったといえる状態のことを指しますが、薬を飲まなくなり投薬治療が終了したということではありません。

それは結局のところ、薬は心の症状を抑えるに過ぎず、根本解決をしているわけではないからです。

それどころかあなたの主治医が、減薬、断薬することを指導してくれれば良いですが、そうでなければ、残念ながら精神疾患からのがれることはできないかもしれません。

抗うつ薬では、研究データにより偽薬と比べて臨床的に意味のある差がない、つまりプラセボと同等の治癒効果しか望めないことが判明しています。

この事実は、薬が効いたとされるケースでさえも、実のところ薬の効果かどうかは定かではないのが現状なのです。