写真は鶏肉とさつまいもの炒め煮です。甘辛味で美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【はみ出したときこそ褒めてあげる】
子どもが、失敗したりはみ出したりしたときこそ、褒めてあげるくらいがいいのです。
失敗したときにこそ得られることがあるんだということを、そこで強調してあげるんです。
「それくらいのほうがいいのよ。それくらいでなきゃ!」「失敗したの。ああ、それはいいじゃない。いい経験したじゃない!」って言ってあげることです。
あんまりお利口さんだったら、「もうちょっと羽目外してやったほうがいいんじゃない」と言ってあげるくらいでちょうどいいんです。
はみ出すことがいいんです。
枠にはめていてはダメなんです。
それなのに、ほとんどの親たちは、失敗させないことばかり考えている。
そして、失敗したら叱っちゃう。
やっていることがまるで正反対なんですね。
親が子どもに強い願いを持てば持つほど、子どもは不自由になっていきます。
願いを持つんじゃなくて、放しながら喜んであげることです。
私の母親はとても気性の激しい人で、私なんて、もう年がら年中ほうきを持って追いかけまわされていました。
それでも私が新聞配達のアルバイトをして、初めて自分の稼いだお金でテープレコーダーを買ったときには、そのことをえらく喜んでくれて、「コレ、康行が買ったんだよ!」と隣り近所みんなに自慢してまわりました。
そりゃ嬉しいけど、何かもう、こっちが恥ずかしくなるくらいでした。
でも、そういうふうにして、ちょっといいことがあったら褒めてあげたり、認めてあげたり、一緒になって喜んであげると、子どもはどんどん元気になっていくものなんですよ。
ところが、親たちのほとんどは、子どもに対して願いを持ってしまいます。
その願いを、親たちはそのまんま子どもに向けているんじゃないでしょうか。
生命の世界は、こうなってほしいと具体的願いを持ってはダメなんです。
子どもが伸びようとする方向に、ちょいちょいと手助けをしてあげるだけ、それだけでいいんです。
(『あなたの悩みは一瞬で消せる』ハギジン出版・一部再編集)