写真は麻婆豆腐です。ピリ辛で美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【スイッチの切り替え2】
「引きこもり」は、日本で現在八十万人とも百万人ともいわれるほど多くなってきている。
「不良」も「引きこもり」も、どちらも子どもたちは現実逃避しをしているのだ。
その原因は親である。
子どもたちは、自分が何をやっていいのかわからなくなっている。
親に実力以上の期待を持たれれば持たれるほど、窮地に追い込まれてしまっている。
だから厳しい現実に向かい合わないで、そこから逃げようとする。
ところが、親は自分自身の思いをどんどん押し付けてくる。
あたかも盆栽をチョキチョキ切って、それを『美』として鑑賞するようなものだ。
「いい学校に入れ」、「いい会社に就職しろ」、「出世しろ」、「○○に負けるな」……。
これらは、親の「子どもは自分のもの」という所有意識からくる執着心である。
「自分が生んだ子どもだから、自分のもの」という所有意識が、執着の愛を生み出してしまうのだ。
まず、こういう意識を捨てることである。
さらに子どもとベタベタそた関係を捨てることが、今こそ必要なのである。
子どもは親の持ち物ではない。
それぞれが独立して生きれば良いのである。
この関係が確立されれば、子どもは自由でなる。
そして、責任感が芽生える。
「不良や引きこもりなんかしていて良いのだろうか?」と思い始めるのだ。
しかし、親が子どもを自分の持ち物という認識でいる限り、責任感などさらさら無く、むしろ自分が不良になったり、引きこもりをしている責任を親に押し付けてしまっているのが現状なのである。
(『捨てる哲学』日新報道)