2298.後悔しない人生24

真我日記

写真は豚汁です。寒い冬にピッタリで温まりました。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

佐藤先生の言葉から見ていきます。

 

 

■親が変われば、子どもも変わる■

 

ある会合で話をしている時のことです。

 

目の前に座っていた女性が泣きだしました。

 

「どうしたんですか」と尋ねると、

 

「実は、離婚をしてから息子が暴力を振るうようになったんです。体も大きくなってかないません。どうしたらいいんでしょう」と言うのです。

 

私が心の研修をやっていることを話すと、「じゃあ、うちの息子を教育してください」と言うのです。

 

「ちょっと待ってください。私のところに息子さんを来させるのは、息子がダメだからでしょう」

 

「ええ、そうです」

 

「では、そのダメな息子にしたのは誰ですか。奥さんの影響じゃないんですか」

 

「あっ!」と彼女は声を上げました。

 

気づいたようです。

 

「ということは、まず奥さんが来ることじゃないですか」。

 

彼女は素直に私の言うとおり、研修を受けに来ました。

 

その中で、彼女は目を腫らして涙を流していました。

 

そして、自分自身の内面を見て、「ああ、やっぱり私が原因だったんだ」ということを、はっきりと自分の真我でわかることができたのでした。

 

その三日後、彼女から電話がありました。

 

「先生、本当にありがとうございました。もう息子は変わっていました」

 

親が変わったら、テレパシーのように、息子も同時に変わっていたのです。

 

子どもにとって家庭とは、鳥カゴのようなものです。

 

カゴの中の鳥に「はばたけ!」と言っても飛べないのです。

 

鳥カゴは何かと言えば、親の想念です。

 

親の想念の中に子どもが入っているのです。

 

ですから、親が変わらない限り、子どもは変われません。

 

親の想いの中に入っていて、窮屈でしかたがないのです。

 

愛とは、自由です。

 

生命を生かす働きです。

 

親がそのことに気づくと、鳥カゴがなくなります。

 

そうすると、子どもは自由にはばたけるのです。

 

【今日の一節】

「生命(いのち)の愛に溢れると、親子の変化同時に起こる」