写真は豚汁です。寒い冬にピッタリで温まりました。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
佐藤先生の言葉から見ていきます。
■親が変われば、子どもも変わる■
ある会合で話をしている時のことです。
目の前に座っていた女性が泣きだしました。
「どうしたんですか」と尋ねると、
「実は、離婚をしてから息子が暴力を振るうようになったんです。体も大きくなってかないません。どうしたらいいんでしょう」と言うのです。
私が心の研修をやっていることを話すと、「じゃあ、うちの息子を教育してください」と言うのです。
「ちょっと待ってください。私のところに息子さんを来させるのは、息子がダメだからでしょう」
「ええ、そうです」
「では、そのダメな息子にしたのは誰ですか。奥さんの影響じゃないんですか」
「あっ!」と彼女は声を上げました。
気づいたようです。
「ということは、まず奥さんが来ることじゃないですか」。
彼女は素直に私の言うとおり、研修を受けに来ました。
その中で、彼女は目を腫らして涙を流していました。
そして、自分自身の内面を見て、「ああ、やっぱり私が原因だったんだ」ということを、はっきりと自分の真我でわかることができたのでした。
その三日後、彼女から電話がありました。
「先生、本当にありがとうございました。もう息子は変わっていました」
親が変わったら、テレパシーのように、息子も同時に変わっていたのです。
子どもにとって家庭とは、鳥カゴのようなものです。
カゴの中の鳥に「はばたけ!」と言っても飛べないのです。
鳥カゴは何かと言えば、親の想念です。
親の想念の中に子どもが入っているのです。
ですから、親が変わらない限り、子どもは変われません。
親の想いの中に入っていて、窮屈でしかたがないのです。
愛とは、自由です。
生命を生かす働きです。
親がそのことに気づくと、鳥カゴがなくなります。
そうすると、子どもは自由にはばたけるのです。
【今日の一節】
「生命(いのち)の愛に溢れると、親子の変化同時に起こる」