2221.驚異の実録3

真我日記

写真は豚肉とじゃがいもの甘辛炒めです。甘辛い味付けが野菜に絡んで美味しかったです、

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【驚異の実録 3】

 

「私は間違っていた。佐藤さん、あなたのいう通りかもしれない。私の最大の使命は目が開くことかもしれない。そうだ。目が開くことだ!」

 

興奮で顔を紅潮させて、Aさんは一気にまくし立てました。

 

そういい終わると、Aさんはトイレに立ったのですが、トイレから戻ってくると、奇跡が起きていました。

 

「みなさん、部屋が前よりちょっと明るくないですか?」とAさんは私たちに聞いたのです。

 

もちろん、蛍光灯の明かりは何も変わっていません。

 

Aさんは、椅子に腰掛けてしばらくすると、今度は「あっ!佐藤さん。あなたの顔が見えるような気がします」といい出したのです。

 

何も見えなかったはずの目が、光をとらえ、私の輪郭までをもとらえ始めたのです。

 

これには、同じ席に居合わせた人たちもみな、びっくりしてしまいました。

 

私はさらにAさんに訴えかけました。

 

「そうですよ、見えるんです!百パーセント信じてください。

 

心から見たいと感じれば、それに必要な遺伝子がONになるんですよ。

 

目が見えるという命のスイッチを入れてください。

 

九十九パーセントではだめです。

 

百パーセント信じることです」

 

私はそのとき、私の持てるエネルギーの全部をAさんに向けました。

 

そうすると、Aさんはますます私の輪郭がよく見えるようになってきたのです。

 

その日を境に、Aさんの目は日増しに回復していったのです。

 

翌朝、Aさんの経営する旅館の食堂で朝食を取っていると、Aさんが嬉しそうに早足で私の所にやってきました。

 

「佐藤先生。ぼくは先生が見えるから、まっすぐに先生の所に来たんですよ!」

 

さらにAさんは一気にまくし立てました。

 

「洗面所で朝顔を洗ったときに、何年振りかでぼくの顔がぼやーっと見えるようになったんですよ!二階の寝室から下に降りるときにも杖も持たずに降りられたんですよ。

 

そしたら、それを見て驚いた女房の顔も見えたんです!こうやって女房に手を引いてもらわなくても歩けるんです!」

 

本当に嬉しそうな顔でいいました。

 

「今なら、車の運転だってできそうだ!」

 

私も嬉しくなっていいました。

 

「そうです。確実に普通の人と同じように目が見えるようになるまで信じきってください」

 

さらに続けました。