2054.満月理論24

真我日記

 

写真はクリームシチューです。母に送ってもらったブロッコリーで美味しくできました。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【2つの満月】

通常ある人を見て、「この人はこういう人だ」とレッテルを貼るような判断すると、自分が判断したような付き合いが始まります。

 

例えば、この人は、

「悩んでいる」

「苦しんでいる」

「能力がない」

「気力がない」

「病を持っている」

「勉強ができない」

「罪を犯す悪い人」

「悪い癖がある」

「性格が良くない」

などの判断です。

 

これらは、三日月に見える判断です。

 

ある人を、「この人は病気だ」と判断してしまうと、ますますその人の病気=三日月が助長される可能性があります。

 

相手を欠けた存在、足りない存在、と見ることに対して、「相手は満月である」という対応は、何も欠けたところがない、完全、完璧であると対応するというものです。

 

三日月にしか見えない状態の中で、「相手は満月という前提」で押し通していくのだと、佐藤先生はいわれます。

 

この「満月」で押し通していくと、やがて時間と共に満月が現れてきて、三日月が消えていくというのです。

 

悩み、心配、不安、恐怖などの状態を訴える心の病の人に対して、何も問題なく、完全、完璧、であなたは素晴らしいですねと通していくと、やがて、その人から満月の心が現れ、その問題と思っているものが消えていきます。

 

この「三日月と満月」の対比による「人間の偽の心と、本当の心」のたとえは、実に理解しやすく表現されたものといえます。

 

しかし、佐藤先生の言われる「満月という大前提」の満月とは、三日月と満月で表現される満月とは同じものではないのです。

 

あくまでも、「三日月と満月」に表現される満月とは、いずれも「目に見える月」を想像します。

 

「三日月」は、「満月が欠けて見える月」ということですが、その「満月」はやはり、「まん丸に見える月」です。

 

これは、三日月も満月も「人間の五感と捉えた月」だということなのです。

 

いわゆる「私たちが満月と思う月」です。

 

佐藤先生はこれを「偽満月」と呼びます。

 

それに対して、本当の満月を、「真満月」といわれます。

 

本来、佐藤先生の満月理論の満月は、真満月のことですが、私たちにはそれさえも偽満月で捉えているため、満月が2通りあると解説されているのです。

 

これらは一体どういうことなのでしょうか?

 

一言で言うならば、目に見える満月と見えない満月。

 

「真満月」というのは、「目に見える満月=偽満月」の「本当の姿」のことを指します。

 

「五感で捉えた月=偽満月」「五感では捉えられない月の本当の姿=真満月」ということです。

 

「何だ、それは???」となりそうですが、ここが「マジックミラーの法則」のポイントになってきます。

 

佐藤先生はこの「真満月」を、人間の五感では決して捉えることができないゆえに「大前提」と表現されます。

 

 

「三日月に見える相手」に対して、「真満月」という前提で対応する。

 

すると、真満月が現れて、偽満月も三日月も消える。

 

なぜなら、もともと真満月だから。

 

三日月も満月も本当の姿ではなく、夢のようなものだから。

 

 

ここがマジックミラーの法則の急所であり、満月理論で最も重要なところです。

ここをさらに、掘り下げていきます。

 

この続きは、また明日。