1938.YSカウンセリングの基本7

真我日記

写真はビーフステーキ丼です。いつも美味しくいただいてましたが、テイクアウトは今月いっぱいだそうです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【質疑応答】

研修生:
カウンセリングするとき、話を聞きながらポイントを、「この人、こういうことを言いたかったんだな」と、その時その時で自分でポイントを押さえて書きとめて言ったほうが良いでしょうか?

佐藤先生:
言葉はその場で書きとめていいんですよ。

心のほうは、そんなに書きとめるほどのことじゃないでしょう?

例えば、「この人、ほんとに怒りをぶつけてるんだな」「悔しいんだな」「悲しいんだな」「嬉しいんだな」というような心の部分は一言で言えることが多いと思います。

ワーッと言ったとしても、「いったい何を言いたいんだろう。何を叫んでるんだろう」という、その心をつかんであげることなんです。

ワーッと言ったことを覚えてたら大変でしょう。

そんなのはどうでもいいんです、ほんとは。

ゴミ出しをしてるに過ぎない。

ゴミをいちいちあげつらって、捨てるゴミなのに、一生懸命拾って、またあれすることない。

ゴミをそのまま返したら、ぶつけ返すみたいなもんだから。

ゴミはゴミ箱に入れるわけです。

その言葉をいちいち全部拾っていく必要はないんです。

ただ、自分の言ってることが分かってくれたか、くれないかが大事なんです。

そのために、「あなたの今言わんとしてるのはこういうことなんですね」と返してあげることなんです。

「こういうことを今おっしゃいましたよね。そのことによって、本当に悔しい思いをされましたよね」と言ってあげる。

連動するわけです、心と言葉と。

全部連動するんだけど、今はあえて分かりやすく別々にやってるんです。