1850.トラウマの消し方

真我日記

写真は挽肉と厚揚げのあんかけです。まだ暑い日が多いですが、さっぱりいただかました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

思い込み、トラウマを消す依存症の方は、
「薬をやめたい、お酒をやめたい」と思っている反面、
「薬やお酒を飲まないと痛みや禁断症状が出る」という不安や恐怖、
そういった、いろいろな感情がぐるぐると心の中を占め、それに支配されています。

実は、これらは全て思い込みから来ています。

まず、絶対的な真理として宇宙の法則があります。

その前に立ちはだかるのが自分の考えや感情、意志です。

宇宙の法則に立ちはだかる、そういった「自分の心=偽我」を本当の自分だと思って離さないから、
「薬を飲まないと痛みが出る」と思い込むのです。

すると、それが命令になって体に出ます。

思い込んだ「自分の心」の命令通りに、体に痛みが出るというわけです。

ここで考えてみてください。

私たちの本来の姿である真我は、内なる神の心であり、宇宙意識であり、
宇宙の法則の中で生かされ、それと完全に一体化しています。

この「真我」と、自分の考えや感情、意志といった「自分の心」、
そのどちらを主役にするのかということについて、もし「自分の心」を主役にすると、
「薬を飲まないと痛みが出る」という「思い込み」から逃げられません。

しかし、真我を主役にすると、自分の意思にある「思い込み」が消えるのです。

例えば、「今日は飲まずに済んだぞ」という日があったらどうでしょうか。

そんな時に、「禁断症状が出るんじゃないか、大丈夫かな、飲んだほうがいいかな」などと言う自分の心を主役にせず、
「飲みたい自分」と「飲みたくない自分」がいて「飲みたくない自分」が勝った、そちらが本当の自分なんだと思ってください。

なぜなら、愛の不足が満たされたなら、「飲みたくない自分」「飲む必要のない自分」である自分「本当の自分」に戻るからです。

人間の身体には、元に戻る働きが備わっています。もとに戻ろうとするのが宇宙の働き、宇宙の法則です。

本当に愛に満たされたら、お酒も薬もいらない元の状態に戻るのです。

「飲みたくない自分」が「本当の自分」です。

真我である本当の自分は、最初から満たされています。

「見たされていない」と思っている人は、本来満たされているのに、「満たされていない」と思い込んでいるだけです。

自分でも気づかない無意識の世界と意識の世界の両面において、そのように思い込んでいるわけです。

本当の自分である真我は、すでに満たされています。

ですから、自分自身も、宇宙の法則どおり元に戻るのです。

すでに満たされている本当の自分、真我に戻ります。

そして、その真我を主役にするのです。

真我を主役にし、真我を本当の自分とするということは絶対肯定です。

そのようにして真我が現れてくると、「自分の心=偽我」であるカルマの自分は、夢幻となって消えていきます。

実際に、そのような「薬を飲まないと痛みが出る」という思い込み、「満たされていない」という思い込みが取れて、
禁断症状である痛みが出なくなってきた川端さんとの会話をここで紹介します。

佐藤:
川端さん、その後どうですか?

川端:
相変わらず調子はいいです。
だるさはあるんですが、出てくるはずの痛みがでてこなくて。
「すごいな」と思っています。
今まで、散々、いろいろな本を読んで、脳がおかしくなっていて、脳ミソを交換しないと変わらないと思っていました。
それが、痛みが出なくなったということは、脳が痛みという指令を送らなくなったということなんですね。
そんなことが出来るということに、本当にビックリして、これが本当の姿に戻っていくということなのかな、と。
根本的なところから変わってしまうということが、人間には備わっているということですね。

佐藤:
そのとおりです。人間には本来、根本から変わっていく能力と仕組みが備わっています。
それは絶対に揺るがないことです。
太陽が東から昇るのと同じくらいに揺らがないことです。

川端:
かなり不思議なのですが、体が痛いはずなのに、痛くありません。
何が変わったのかというと、やはり宇宙の法則に耳を傾けられるようになったという事です。
そうなると、体もそういう機能に変わってきたという事ですね。

ここまで=======

薬物依存症などには、断薬するための減薬の段階で、
禁断症状や離脱症状が表れることがあります。
重症の場合には、大変な苦しい思いをする場合も少なくないようです。
しかし、川端さんの例にもあるように、真我に目覚めていき、愛が溢れてくると、
禁断症状さえも軽くなるどころか、痛みが消えていくとは、凄いことです。

現在、断薬を実施し、本格的に地用で切る病院やクリニックは日本には皆無といわれています。
このYSメソッドは、非常に希望が持てる可能性を秘めた治療法といえるでしょう。

ではまた明日。