1513.世界最高の名医は自分の中にいる

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。著者生命の覚醒より
私の講座には、医療関係に従事する方もたくさん参加されます。

埼玉の開業医、岡野一朗さん(68・仮名)もその一人です。

岡野先生は、「臨床催眠医学会」の会員でもあり、催眠によって現れる深層意識と真我の違いにも興味を持っていたのですが、真我開発講座を受講して、その違いを知ることができました。

実は、催眠で現れる深層意識というのは、人間の心の一番奥にあるものではないということ、そして、真我は、その深層意識のさらに奥にあるものだということがわかったのだそうです。

さらにその後先生は、「天使の光コース」も受講し、楽しそうにその時の感想を話してくれました。

「ハッハッハッ!ありゃーよくわかりません。

何だかわからんけどね、とにかく“これが本当の無我の境地かな”と思いましたよ。

先生と、一緒に受講されたみなさんと、私の心が共鳴したんじゃないかと思うんですよ。

無心どうし、光どうしがね。

私は『天使の光コース』が好きでね。

時々、受講中のあの光景が浮かんでくるんですよ。

私はあれを二回受けたけど、一回目より二回目の方がエネルギーが出てきた感じがしますね。

自分でも考えられないようなエネルギーが。

佐藤先生からも、恐らく、すごいエネルギーが出てると思うんですわ。

とにかく楽しいですよ。ハッハッハ!また受講したいですね」

そして受講後、岡野先生は、患者さんたちから「お元気になられましたね」「お若くなられましたね」と声をかえられるほど、見る見るうちに若返っていったのです。

さらには、診療中、今までにはなかった不思議なことが起きてきました。

治療を終えた患者さんが、いきなりわけもなく涙をこぼしたり、「来るだけで気持ちがいい」と感想をもらしたり、「最高だ!」と叫んでみたり、そんなことがしばしば起きてきたのです。

先生は治療の方法を変えたわけでもなく、従来通りの治療をしているにもかかわらず、こういった反応が起きるようになったのです。

どうして、患者さんがそういう反応をするのか、先生自身は自分でもさっぱりわからないらしいのですが、それでもとても嬉しそうでした。

岡野先生は、以前から、薬で患者の体を治すということに大変疑問を感じていました。

まさに素晴らしい所に気がついたと思います。

私も薬はダメだとはいいません。

しかし、私たちの心の奥に世界最高の名医がいるのです。

折角、世界最高の名医が自分の中にいるのに、外にいる医者ばかり頼って、自分自身の中にいる名医を出さないでいると、その名医が怒り出すでしょう。

「なぜ本当の自分を信じないんだ」と。

しかし、先生はまさにそこに気がついたのです。

医者でありながら、薬に頼らず、自分自身の存在さえも否定しようとしているのです。

私は、これこそ本当の医者だと思います。

医者は、自分の廃業を目標としなければいけません。

この世から医者がいなくてもいいような時代になることが最高なのです。

自分の中にある真我の喜びや愛に溢れれば、本当に私たちは若返ってくるのです。

先生は、魂から湧き上がる喜びに目覚め、少年のように目をキラキラとさせています。

そして、素晴らしい人格者として、医療の世界で活躍をしているのです。

そのことが患者さんにも伝わるのです。

患者さんも、先生の目を見たり先生に触られただけで、病気が治り元気になっていっても不思議ではないのです。